米カリフォルニア州サンノゼ & 独ケルン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Imaging Everywhere™(あらゆる場所でのイメージング)を実現するCMOSイメージング・ソリューションの世界的プロバイダーであるアプティナは本日、消費者市場向けデジタルカメラ用イメージセンサーAR1820HSのリリースを発表しました。この新しいセンサーはハイエンドのコンパクトデジタルカメラやハイエンドの消費者向けDVアプリケーションをターゲットとしています。AR1820HSは、現在主流の1/2.3インチDSC光学フォーマットに適合する高性能の新しい1.25ミクロン裏面照射(BSI)ピクセルにより、驚異的な18メガピクセルの高解像度画像を実現します。
AR1820HSは、アプティナのBSIピクセル技術と高度な高速センサーアーキテクチャーを統合したAptina™ A-PixHS™技術を活用しており、新クラスの高性能カメラを実現することができます。A-PixHS™技術は高量子効率、低ノイズ、低消費電力を誇り、静止画・フルHDビデオのいずれでも妥協のない画質を実現します。
アプティナのコンシューマーカメラ事業担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるサンドール・バルナは、次のように語っています。「AR1820HSイメージセンサーとアプティナのA-PixHS™技術により、OEM各社は新世代の魅力的な消費者向けカメラ製品に必要な桁外れの高画質と高速キャプチャー機能を同時に実現することができます。」
機能豊富で柔軟なAR1820HSセンサーは、カメラにおいて多様なキャプチャーモードを実現します。ネイティブ解像度18MPを最大24fpsで読み取り可能なため、高解像度の高速連続静止画キャプチャーを行うことができます。AR1820HSセンサーはビデオモードにおいて、アスペクト比16:9の全視野14MPを30fpsで出力し、ビニングによって8MPを60fpsで出力することもできます。このオーバーサンプリングによる画像読み取りにより、ビデオ全体がよりクリアになり、優れた解像度とノイズ特性が可能となります。またビデオのオーバーサンプリングにより、電子式手ぶれ補正(EIS)や安定したデジタルズームに余裕が生じます。AR1820HSのピクセル加算機能を利用することで、カメラ設計者は1080p60および1080p120といった高速化ビデオモード、または低消費電力化ビデオのいずれかを選択することができます。
AR1820HSの高速出力は、アプティナの8レーンHiSPi™シリアルインターフェース(レーン当たり800Mbps)によって実現されています。HiSPiは当社センサーのデータスループットを高速化するためにアプティナが開発した技術です。HiSPiは1080p/60 fps(またはそれ以上)の性能を実現するスケーラブル技術としてオープンアクセスに供されており、アプティナのビジネスパートナーの多くが採用し、高速・低消費電力のデータ転送という難題に対処しています。
アプティナのDSC/DVC向けメージセンサー・ソリューション・ポートフォリオは成長しており、AR1820HSは本ポートフォリオを一層拡大する製品で、消費者向け最高級DSC/DVC/スポーツカメラ市場で成功したMT9F002 14MPセンサーに続くものです。AR1820HSはMT9F002 14MPと比べ、低ISO感度(屋外)性能や高ISO感度(低照度)性能が改善され、構造化ノイズが低下し、角度応答も向上しています。
Aptina™ A-PixHS™
A-PixHS™技術は、アプティナの裏面照射(BSI)ピクセル技術と、先進の高速センサーアーキテクチャーを統合し、新クラスの高性能カメラを実現するものです。本BSIピクセルは、センサーを反転して感光領域をレンズに近接させ、またA-Pix™技術で見られる先進のエンジニアリングテクニックを採用することで、受光効率を最大化しています。この先進的高速センサーアーキテクチャーは、本BSIピクセルの速度と感度を活用して、高速・鮮明なビデオ・静止画キャプチャーを実現しています。
提供について
アプティナのAR1820HSイメージセンサーは現在、数量限定にてサンプル出荷中で、量産は2013年第3暦四半期の予定です。
AR1820HSイメージセンサーは、2012年9月18~23日にドイツ・ケルンで開催されている2012フォトキナ見本市の期間中、招待者限定でお客さまに紹介しています。
アプティナについて
アプティナはImaging Everywhere™(あらゆる場所でのイメージング)を実現するCMOSイメージング・ソリューションの世界的プロバイダーです。アプティナは、Aptina A-Pix™、Aptina A-PixHS™、DR-Pix™、受賞歴のあるMobileHDR™といった性能強化技術によって、イメージセンサー製品で市場有数のポートフォリオを築いています。これらの製品はスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの一流消費者向け電子製品や、監視、車載、医療、ビデオ会議、ゲームのアプリケーションで利用されています。アプティナは、AWARE-2ギガピクセル・マルチアレイ・カメラに使用された14MPのMT9F002、監視用イメージセンサーのAR0331、16MP APS-C DSLRカメラセンサーのMT9H004などで市場の革新をけん引しています。非公開企業であるアプティナの投資企業には、リバーウッド・キャピタル、TPGキャピタル、マイクロン テクノロジーが含まれます。アプティナに関する詳細情報については、www.aptina.comをご覧ください。
©2012 Aptina Imaging Corporation. All rights reserved. 情報は予告なく変更されることがあります。Aptina、Aptinaのロゴ、A-Pix、DR-Pix、MobileHDR、HiSPi、Imaging Everywhereはアプティナ・イメージング・コーポレーションの商標です。その他の商標はすべて各所有者の財産です。
写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください: http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=50409716&lang=ja
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