米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Imaging Everywhere™(あらゆる場所でのイメージング)を実現するCMOSイメージングシステム大手のアプティナは、デューク・イメージング・スペクトロスコピー(DISP)のAWAREギガピクセル・カメラ・プログラムにイメージセンサーを供給することで提携しました。米国防総省防衛先端技術研究計画局の援助を受けているAWAREプログラムは、広視界画像撮影のマルチマイクロカメラ・プラットフォームを構築するために設けられたものです。AWAREプログラムによるカメラはギガピクセルの解像度を持ち、スポーツスタジアムを撮影した場合には一人一人を明確に識別できる画像を撮影することができます。人間の目の5倍の解像度というギガビット解像度のカメラでない限り、このレベルの画像撮影はできません。AWARE-2カメラはアプティナの14MPイメージセンサーを搭載した一群のマイクロカメラを使用することで、ギガピクセルの画像撮影を実現しています。
DISPを指揮し、AWARE-2プログラムを先頭で率いているデューク大学マイケル・J・フィッツパトリック教授のデイビッド・J・ブラディ氏は、最終的にAWAREプログラムに14メガピクセルCMOSセンサーの改良型MT9F002とカメラシステムの供給をアプティナから受けることを決定しました。プロジェクトのリーダーのデイビッド・J・ブラディ氏は、次のように語っています。「このプロジェクトに必要な解像度、品質、速度を備えていることから、アプティナの14メガピクセル・センサーを選定しました。アプティナのサポートは非常に協力的であり、このプログラムの成功に貢献しました。」
DISPによるAWARE-2マルチセンサー・ギガピクセル・カメラプロジェクトと同様、アプティナもマルチアレイの概念に関する研究開発を行っており、マルチセンサー・マルチカメラ・ソリューション使用の画像撮影という発想を拡張しています。アプティナの社長兼最高技術責任者(CTO)のボブ・ゴーブは、次のように語っています。「AWARE-2カメラへにイメージセンサーを供給することは名誉であり、今後もデューク大学およびAWAREのチームと協力していきたいと思います。AWARE-2カメラは1つずつがマイクロカメラに収められた多数の個別センサーを使用していますが、当社はマルチアレイの概念の微細化に集中し、個々のセンサーチップ内に無数のイメージングアレイを集積化しようとしています。こうした微細化シングルチップ・マルチアレイ・ソリューションはイメージング業界に革命を起こす可能性があり、画期的な新機能やアプリケーションが実現します。」
アプティナはこの分野で、3個から25個の個別イメージングアレイから成るイメージングアレイで構成されるセンサーなど、マルチアレイ・センサーのプロトタイプ数種類の実績があります。アプティナの描く将来の広範なアプリケーションには、抜群の色性能を持つスマートフォン用カメラ、ジェスチャー認識やゲーム用の距離検出、セキュリティー、医療、軍事用途などがあります。マルチアレイ・カメラにより、従来のカメラとは異なる新しい方向が開かれ、通常の写真撮影にとっても、構想されているコンピューターの新たなインターフェースにとっても、設計が非常に柔軟になる可能性があります。
アプティナについて
アプティナはImaging Everywhere™(あらゆる場所でのイメージング)を実現するCMOSイメージング・ソリューションの世界的プロバイダーです。アプティナは、Aptina A-Pix™、Aptina A-PixHS™、DR-Pix™、受賞歴のあるMobileHDR™といった性能強化技術によって、イメージセンサー製品で市場有数のポートフォリオを築いています。これらの製品はスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの一流消費者向け電子製品や、監視、車載、医療、ビデオ会議、ゲームのアプリケーションで利用されています。アプティナは、AWARE-2ギガピクセル・マルチアレイ・カメラに使用された14MPのMT9F002、監視用イメージセンサーのAR0331、16MP APS-C DSLRカメラセンサーのMT9H004などで市場の革新をけん引しています。非公開企業であるアプティナの投資企業には、リバーウッド・キャピタル、TPGキャピタル、マイクロン テクノロジーが含まれます。アプティナに関する詳細情報については、www.aptina.comをご覧ください。
©2012 Aptina Imaging Corporation. All rights reserved. 情報は予告なく変更されることがあります。Aptina、A-Pix、A-PixHS、DR-Pix、MobileHDR、Aptinaのロゴ、Imaging Everywhereはアプティナ・イメージング・コーポレーションの商標です。その他の商標はすべて各所有者の財産です。
AWARE-2プログラムについての詳細は、デューク大学のウェブサイトをご覧ください。
AWAREカメラ・プログラム:http://www.disp.duke.edu/projects/AWARE/index.ptml
AWAREカメラで撮影した画像:http://disp.duke.edu/projects/AWARE/press/index.ptml
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