サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ギャップ・インク(NYSE:GPS)は本日、2月に開始した世界的な求人活動を終え、成功を収めているファッション小売企業H&Mに15年近く勤務しているベテランのステファン・ラーション氏がオールドネイビーの初のグローバルブランド担当プレジデントに就任すると発表しました。ラーション氏は、10月までに当社に入社する予定です。ギャップが7月に北米以外で初となる日本でのオールドネイビー店舗のオープンに向けて準備を進めている中で、この発表が行われました。
ギャップのグレン・マーフィー会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ラーション氏はアパレル小売業界の期待の星で、バリューセクターで確かな経験を積んでいます。アパレル業界で最も複雑な課題を幾つか手掛けており、優れた製品とオペレーショナルエクセレンスのバランスを取る必要性を十分に理解しています。ラーション氏はオールドネイビーのブランドが持つ独自の位置づけや、当ブランドが北米および世界各地で今後の成長へ向けて大きな潜在力を持っていることを理解しています。」
ラーション氏は15年近くにわたってH&Mの成長を担うチームの一員で、売上高は約30億ドルから約170億ドルに増加し、事業は12カ国から44カ国へと拡大しました。直近では、H&Mのグローバルセールス担当ヘッドとして、世界各地の約2300店舗の責任者を務めていました。ラーション氏の役割は、顧客対応業務のあらゆる側面、すなわち製品およびビジュアルマーチャンダイジング、店舗運営、店舗設計・開発、在庫管理、顧客サービスを網羅していました。
ラーション氏は以前、不動産、店舗設計、店舗建設を主導してH&Mの世界的拡大を指揮し、成功させる責務を担っていました。その他には、米国西海岸でのH&M店舗立ち上げの統括に携わったり、マーチャンダイジング・品揃え開発・企画・生産を含め、製品に関する責務を担う世界的な役職の数々を7年近くにわたって務めたりしました。
ラーション氏は次のように述べています。「アパレル業界に情熱を傾けています。成功は、まずそれぞれの市場において理想的な店舗に素晴らしい製品を置くことから始まると考えています。オールドネイビーのように消費者から顧客ロイヤルティーを獲得しているブランドはわずかです。このアメリカ的でファミリーをターゲットにした独自ブランドを次なる成長段階へと導く機会を与えられ、非常に心が躍ります。」
オールドネイビーは1994年に創始され、家族全員に楽しみとファッション、価値を提供しています。オールドネイビーは創業して4年を待たずに年間売上高が10億ドルに達した初の小売業者となり、お客さまと当ブランドの結びつきが急速に築かれています。2011年会計年度末において、オールドネイビーは北米で1016店舗を運営しており、店舗売上高は50億4000万ドルに上りました。
マーフィー会長は次のように述べています。「実績、製品に関する見識、世界的な展望を考えると、ラーション氏の非常に幅広い経験はオールドネイビーの利益となるだけでなく、多様なレベルでギャップを支えてくれるはずです。上級経営陣にとって大きな助力となります。」
ラーション氏はスカンジナビアで経営学と経済学の学士号と修士号を取得してから、1998年にH&Mに入社しました。
エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)兼チーフクリエイティブオフィサーのナンシー・グリーンと店舗・運営担当EVPのトム・サンズは、ラーション氏が今年当社に入社するまで引き続きオールドネイビーを共に率いていきます。オールドネイビーは、2012会計年度の初めの2カ月間、2月と3月に売上高の増加を記録しました。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の意味における将来見通しに関する記述が含まれています。単に過去のことを述べたものを除き、すべての記述は将来見通しに関する記述です。「期待する」、「予想する」、「考える」、「推定する」、「意図する」、「計画する」、「予測する」などの言葉や同様の表現でも将来見通しに関する記述を識別することができます。将来見通しに関する記述には、以下に関する記述が含まれます。
- オールドネイビーの米国内外における今後の成長
- 日本におけるオールドネイビー店舗
- 北米および世界におけるオールドネイビーの潜在力
これらの将来見通しに関する記述はリスクと不確実性を伴うため、重要な要因によって当社の実際の結果が将来見通しに関する記述の内容と大きく異なるものになる可能性があります。これらの要因には以下のものが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
- 一般的経済環境や消費者の支出パターンの変化が当社の業績に悪影響を及ぼすリスク
- 米国内外において当社事業が本質的に抱える競争の激しさ
- 当社がアパレル業界のトレンドや消費者の嗜好の変化を捉えることに失敗するリスク
- 調達コスト、商品出荷の停止をもたらす出来事、十分な製造能力の確保の失敗など、当社事業の世界的な調達や製造に関連したリスク
- 当社の国際的拡大の取り組みが失敗するリスク
- 当社が新しい店舗地の特定・交渉・確保および既存店舗地のリースの効果的な更新・変更・解約に失敗するリスク
- 既存店舗の売上高および利益が変動するリスク
- 貿易問題によって、コストが増加したり、当社が入手できる衣料品の供給量が減少したり、当社の事業・財務状況・業績に悪影響を及ぼしたりするリスク
- 当社の情報技術(IT)システムの更新あるいは変更により事業が中断するリスク
- 自然災害、公衆衛生の危機、政治的危機、その他の壊滅的出来事が当社の事業や財務業績に悪影響を及ぼすリスク
- 当社業務規範の不順守を含め、当社のサードパーティ業者の行為または不作為により、当社の評価や事業にマイナスの影響が及ぶリスク
- 当社がさまざまな訴訟手続き、告訴、紛争、申し立て、監査で抗弁に失敗するリスク
- 規制または行政環境の変化により当社の財務状況・戦略・事業業績に悪影響が及ぶリスク
実際の結果が異なる場合の要因になり得るものに関するその他の情報は、2012年1月28日を末日とする年度のフォーム10-Kによる当社年次報告書に記載されています。また、米国証券取引委員会に提出された当社のその他の報告書もご覧ください。
これらの将来見通しに関する記述は、2012年4月30日現在における情報に基づいています。出来事または将来の変化により、将来見通しに関する記述で明示的あるいは暗示的に予想された結果が実現しないことが明らかになった場合でも、当社は将来見通しに関する記述を更新または改訂し、公表する義務を負うものではありません。
ギャップ・インクについて
ギャップ・インクは、男性・女性・子供・乳幼児向けの衣料品・アクセサリー・パーソナルケア製品をギャップ、バナナ・リパブリック、オールドネイビー、パイパーライム、アスレタの各ブランド名で販売している世界一流の専門小売店です。2011年度の売上高は145億ドルでした。ギャップ・インクの製品は、約3000の当社直営店、約200のフランチャイズ店、電子商取引サイトを通じ、世界90カ国以上でご購入いただけます。詳細については、www.gapinc.comをご覧ください。
写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください: http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=50258983&lang=ja
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