カリフォルニア州マウンテンビュー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 自動運転ミドルマイル1物流に取り組むGatikは、グローバル物流企業であるNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(NXグループ)より戦略的資金調達を実施しました。本投資により、北米物流業界におけるGatikの地位はさらに強固なものとなり、同地域における自動運転テクノロジーの展開をより一層加速します。
一連の戦略的投資パートナーシップは、サプライチェーンのミドルマイル領域におけるGatikの優位性を一層高めることになります。Gatikは、物流センター、フルフィルメントセンター、小売店舗間等のB to B配送ルートに特化し、ドライバー不足やサプライチェーンの非効率性といった重要な課題の解決、並びに迅速かつ低コストな配送の実現を目指しています。Gatikは米国のテキサス州やアーカンソー州、カナダのオンタリオ州などの地域で既に自動運転オペレーションを実現しており、北米における物流のあり方を変革しつつあります。本年発表したいすゞ自動車、及び伊藤忠商事との資本提携は、この変革を更に加速させるものであり、同時に、安全性と透明性を重視しながら、規制当局の承認を得ているGatikのミドルマイル領域の自動化へのアプローチに対する業界の信頼を裏付けるものです。
GatikのCEO兼共同創業者であるGautam Narangは、以下のように述べています。
「ミドルマイル領域は、自動運転トラック輸送において、初めて商業化された領域であり、企業が直面している喫緊の物流課題を解決することにきわめて重要な役割を果たします。Eコマースの急成長時代における輸送ニーズの高まりに対応するためには、深刻化する労働力不足に対処し、コストを削減しながら、より迅速な配送を実現する必要があります。NXグループの資本参画は、我々が北米で影響力を発揮していることの証であり、また顧客の高度なニーズに応える当社の能力に対するグローバルパートナーの信頼の証です。」
Gatikについて:
自動運転ミドルマイル物流のリーディングカンパニーであるGatikは、オートノマス・トランスポーテーション・アズ・ア・サービス(ATaaS)でB2B物流に革命を起こし、安全で着実な配送を最優先し、また混雑を軽減しながら貨物輸送の合理化を推進しています。Gatikは、フォーチュン500の小売業者向けの短距離、B2B物流に注力しており、2021年には米ウォルマートとともに世界初の完全ドライバーレス商業輸送サービスを開始しました。Gatikのクラス3-72自動運転貨物トラックは、テキサス州、アーカンソー州、オンタリオ州を含む複数の市場で商業展開されています。Gatikは自動運転技術業界での経験が豊富な共同創業者らが2017年に設立し、現在米マウンテンビュー、ダラス・フォートワース、加トロントにオフィスを構えています。また、いすゞ自動車、Ryder、Goodyearなどの業界大手とも提携しています。
詳細はwww.gatik.aiをご覧ください。
NXグループについて:
NXグループは、1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。世界50以上の国と地域に約73,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。
NXグループの企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな状況でも最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げるという私たちの強い意志と自信を表しています。モノを運ぶだけではなく、お客様の未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
当社に関する詳しい説明は https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/ をご覧ください。
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1ルマイル:流通センターや配送センター間をつなぐ中距離・中間物流を指す。
2のトラックは車両総重量(GVW)ごとにクラス分けされており、クラス3~7は日本の小型~中型トラックに相当。