ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なエネルギー・テクノロジー企業のSLB(NYSE:SLB)は、Neuro™自律ジオステアリングをリリースします。これは地下の複雑さにダイナミックに対応して効率的な掘削と高性能な坑井を実現しながら、掘削作業におけるカーボンフットプリントを削減するソリューションです。
Neuroジオステアリングは人工知能(AI)を使用して、複雑なリアルタイム地下情報を統合・解釈し、ドリルビットを貯留層における最も生産的な層(「スイート・スポット」)へと自律的にガイドします。従来のジオステアリング作業では、地質学者が手作業でこうしたデータを解釈して坑井のターゲットを特定し、坑井掘削計画と軌道を更新して、それを傾斜掘削エンジニアに伝える必要があります。Neuroジオステアリングは、これらのステップすべてを人の介入なくエンドツーエンドで実行します。
SLBの坑井建設部門プレジデントであるJesus Lamasは次のように述べています。「Neuro自律ジオステアリングは、『ドライバーにとっての自律運転車』の掘削エンジニア版ともいうべき、注目に値する業界初の成果です。このシステムは先進的なクラウドおよびエッジAI機能を使用し、高忠実度のダウンホール測定に基づいて最適な坑井掘削ルートを自動的に選択することで、坑井軌道を実際の貯留層の条件に合致させます。より安定した生産量の高い坑井を掘削できることで、当社のお客様はフィールド開発計画を最適化しつつ、資源のライフタイムを通じて掘削作業で発生する排出ガスを削減できます」
Neuro自律ジオステアリングは、坑井計画に従って規定の坑井ターゲットに向けて坑井を掘削する、SLBのNeuro自律傾斜掘削テクノロジーを基盤として構築されています。Neuro自律ジオステアリングはこれをさらに一歩進め、高忠実度のダウンホール測定を組み込むことで、坑井を貯留層の最適な場所に確実に配置することを可能にします。
SLBがエクアドルでShaya Ecuador S.A.向けに配備したNeuro自律ジオステアリングは、オンショア坑井の2392フィートの水平セクションを掘削しました。 この事業では、SLBの自律システムは25回の自律的なジオステアリング軌道変更を完了し、各回の解析と決定サイクルにはわずか数秒しかかかりませんでした。貯留層の最も生産的な層に留まり続けることで、同坑井はエクアドルで最も生産性の高い坑井の1つとなりました。
詳細については、slb.com/Neuroをご覧ください。
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためのエネルギー革新を推進する世界的なテクノロジー企業です。世界100か国以上で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳細については、 slb.com をご覧ください。
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