ノースカロライナ州ダーラム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国際亜鉛協会(IZA)は、LMEウィーク期間中に開催された年次総会において、IZA理事会の承認を受け、ボリデンで社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるMikael Staffas氏を新会長に任命したことを発表しました。
Staffas氏は、今回会長職に任命されたことを光栄に思うと述べ、持続可能で長期的視野に立った亜鉛市場の構築、業界における操業許可の確保、そして「Zinc Enables Decarbonization(亜鉛による脱炭素化)」、「Zinc Battery Initiative(亜鉛電池に関するイニシアチブ)」、「Galvanized Autobody Partnership(亜鉛めっきが施された車体に関するパートナーシップ)」などの主要プログラムの指導など、IZAの業務をサポートすることを楽しみにしていると語りました。亜鉛は世界で4番目に多く生産される卑金属であり、市場規模は年間400億ドルです。
「IZAは、世界的な亜鉛需要の高まりと、健康、インフラ、エネルギー、農業、自動車分野をはじめとする現代の生活において、亜鉛が不可欠であることを普及するうえで重要な役割を果たしています」と、Staffas氏は述べています。「亜鉛が元々持っている持続可能性に焦点を当て、サーキュラリティを高め、カーボンフットプリントを削減することに加え、これらすべての分野の発展を推進していくことを楽しみにしています。」
IZAのエグゼクティブ・ディレクターであるアンドリュー・グリーン博士は次のように付け加えています。 「Mikael Staffas氏は、長年にわたり亜鉛生産における世界的大手企業であるボリデンで社長兼最高経営責任者(CEO)として成功を収めるとともに、IZAの執行委員会(Executive Committee)でも幅広い指導と支援を提供してくれました。彼がIZAのリーダーシップの役割を担うことをとても嬉しく思います。今後、さまざまな機会や課題を通じてIZAと亜鉛業界の舵取りをするために彼と協力できることを楽しみにしています。また、過去3年間にわたりIZAに対して卓越した指導・統括を行ってくれたHindustan Zincの前会長であるアルン・ミスラ氏に感謝の意を表したいと思います。」
ボリデンについて
ボリデンのビジョンは、世界で最も環境に優しく、尊敬される金属供給業者になることです。当社はヨーロッパにおける持続可能な金属を生産する企業です。また、当社の価値観である「care(思いやり)」、「courage(勇気)」、「responsibility(責任)」のもと、探査、採掘、精錬、リサイクルの分野で事業を展開しています。当社は約6,000人の従業員を擁し、年間売上高は約800億スウェーデンクローナを誇ります。
国際亜鉛協会について
国際亜鉛協会は、世界の亜鉛産業を代表する非営利団体です。研究、開発、技術移転、そして亜鉛の持続可能性と生命維持に不可欠な独自の特性を伝える広報を通じて、亜鉛製品と市場を支え、発展させることを使命としています。
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