ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 規制ニュース:
SLB(NYSE:SLB)は、2024年第2・四半期業績を発表しました。
第2・四半期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) |
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四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
売上高 | $9,139 |
$8,707 |
$8,099 |
5% |
|
13% |
|||
税引き前利益 - GAAPベース | $1,421 |
$1,357 |
$1,293 |
5% |
|
10% |
|||
税引き前利益率 - GAAPベース | 15.5% |
15.6% |
16.0% |
-4bps |
|
-42bps |
|||
SLBに帰属する純利益 - GAAPベース | $1,112 |
$1,068 |
$1,033 |
4% |
|
8% |
|||
希薄化後1株当たり利益 - GAAPベース | $0.77 |
$0.74 |
$0.72 |
4% |
|
7% |
|||
|
|
|
|||||||
調整後EBITDA* | $2,288 |
$2,057 |
$1,962 |
11% |
|
17% |
|||
調整後EBITDA利益率* | 25.0% |
23.6% |
24.2% |
142bps |
|
81bps |
|||
税引き前セグメント営業利益* | $1,854 |
$1,649 |
$1,581 |
12% |
|
17% |
|||
税引き前セグメント営業利益率* | 20.3% |
18.9% |
19.5% |
135bps |
|
76bps |
|||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く)* | $1,224 |
$1,082 |
$1,033 |
13% |
|
19% |
|||
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* | $0.85 |
$0.75 |
$0.72 |
13% |
|
18% |
|||
|
|
|
|||||||
地域別売上高 |
|
|
|
||||||
海外部門 | $7,452 |
$7,056 |
$6,297 |
6% |
|
18% |
|||
北米部門 America | 1,644 |
1,598 |
1,746 |
3% |
|
-6% |
|||
その他 | 43 |
53 |
56 |
n/m |
|
n/m |
|||
$9,139 |
$8,707 |
$8,099 |
5% |
|
13% |
(単位:100万) |
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四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
部門別売上高 | |||||||||
デジタル&統合 | $1,050 |
$953 |
$947 |
10% |
|
11% |
|||
貯留層挙動 | 1,819 |
1,725 |
1,643 |
5% |
|
11% |
|||
坑井建設 | 3,411 |
3,368 |
3,362 |
1% |
|
1% |
|||
生産システム | 3,025 |
2,818 |
2,313 |
7% |
|
31% |
|||
その他 | (166) |
(157) |
(166) |
n/m |
|
n/m |
|||
$9,139 |
$8,707 |
$8,099 |
5% |
|
13% |
||||
|
|
|
|||||||
部門別税引き前営業利益 |
|
|
|
||||||
デジタル&統合 | $325 |
$254 |
$322 |
28% |
|
1% |
|||
貯留層挙動 | 376 |
339 |
306 |
11% |
|
23% |
|||
坑井建設 | 742 |
690 |
731 |
7% |
|
1% |
|||
生産システム | 473 |
400 |
278 |
18% |
|
70% |
|||
その他 | (62) |
(34) |
(56) |
n/m |
|
n/m |
|||
$1,854 |
$1,649 |
$1,581 |
12% |
|
17% |
||||
|
|
|
|||||||
部門別税引き前営業利益率 |
|
|
|
||||||
デジタル&統合 | 31.0% |
26.6% |
34.0% |
435bps |
|
-304bps |
|||
貯留層挙動 | 20.6% |
19.7% |
18.6% |
98bps |
|
205bps |
|||
坑井建設 | 21.7% |
20.5% |
21.7% |
125bps |
|
0bps |
|||
生産システム | 15.6% |
14.2% |
12.0% |
146bps |
|
361bps |
|||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
n/m |
|
n/m |
|||
20.3% |
18.9% |
19.5% |
135bps |
|
76bps |
SLBは、OneSubsea合弁事業の設立に関連して、2023年第4・四半期にAkerのサブシ―事業を買収しました。買収された事業は、2024年第2・四半期に4億8500万ドルの収益を生み出しました。この買収の影響を除くと、SLBの2024年第2・四半期のグローバル収益は前年同期比で7%増加し、第2・四半期の海外収益は前年同期比で11%増加し、生産システムの第2・四半期収益は前年同期比で10%増加しました。 |
*これらはGAAPベースではない財務指標です。詳細については、「部門」および「補足情報」のセクションを参照してください。 |
n/m = not meaningful(非適用) |
国際市場の力で広範にわたり成長
SLBのオリビエ・ル・プッシュ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べました。「第2・四半期の業績は堅調で、全部門において海外売上の成長とマージンの拡大が見受けられました。当社の中核事業は引き続き好調な勢いを維持しており、加えてデジタルビジネスも急速に成長しました。その結果、四半期海外売上においては2014年以来最高成績を達成しました。これらは、SLBが中東およびアジアにおける、特にガス分野における積極的な活動と、顧客の深海域、探査、デジタルへの投資増加から引き続き恩恵を享受しているということを表しています。」
「四半期ごとに見ると売上は5%増加しており、中東およびアジアが6%増加で牽引しました。この地域における成長は、能力拡張、ガス開発プロジェクト、生産および回収によるもので、地域内の多数の地理的ユニットが記録的な売上を達成しました。また、ラテンアメリカ、ヨーロッパ&アフリカ、そして米国メキシコ湾の深海域でのオフショアへの露出増加からも引き続き恩恵を受けています。」
生産システム、貯留層挙動、デジタル分野が牽引
「当社の中核事業である貯留層挙動、坑井建設、および生産システムは、前四半期比合計4%の売上増加を達成し、税引き前セグメント営業利益率を120ベーシスポイント(bps)増加させました。この素晴らしい業績は国際市場によって牽引されており、この新たな決算期において再び最高値の売上を達成することができました。」
「前四半期比で、生産システムは7%、貯留層挙動は5%成長し、海底生産システムと人工リフト、バルブ、地上生産システム、坑井介入、坑井刺激が成長を押し上げており、各々が四半期サイクルにおける最高収益を記録しました。これは、ヨーロッパ&アフリカ、ラテンアメリカ、中東&アジアでの積極的な活動の結果であり、長期的な開発と生産および回収投資の加速が組み合わさったことが起因しています。一方で、坑井建設も測定および流体がそれぞれ四半期サイクルで最高売上を記録し、前四半期比で成長しています。これは中東&アジアおよびラテンアメリカでの陸上活動およびオフショア開発によって支えられましたが、米国内の陸上での掘削の減少により一部相殺されました。」
「デジタル&統合事業も好調で、収益は前四半期比10%の増加となっています。この増加は全てデジタル分野の高マージン成長によるもので、収益は四半期の新高値に達し、年間で2桁台後半の成長目標を達成する見通しです。この素晴らしい成果は、探査データ・ライセンスの販売と、クラウド、AI、エッジ技術プラットフォームの採用増加によって加速させることができました。」
「全体として、第2・四半期の財務パフォーマンスはとても勢いのあるものでした。調整後EBITDAマージンは前四半期比で142bps拡大し、営業活動によるキャッシュフローは14億4,000万ドル、フリーキャッシュフローは7億7,600万ドルとなりました。」
「さらに、今年度の上半期に株式買戻しと配当を通じて14億9,000万ドルを株主に還元し、2024年には30億ドルを株主に還元する予定です。」
「今四半期にこのような強力なパフォーマンスを達成してくれたSLBチームに感謝しています。年度内を通じて、これらの好結果をさらに向上させることを楽しみにしています。」
さらなる機会を見据えたマージンの拡大
「SLBは、差別化された運営基盤と先進的な技術・デジタル提供を活用することで、決算期を通して業界をリードする財務実績を継続的に達成してきました。この決算期を進む中で、私たちは技術導入とデジタル採用の増加、さらには運営効率の向上、サポート構造の最適化に注力することによって質の高い収益成長を成し遂げ、マージンのさらなる拡大を実現するための準備が整っています。」
「今年度後半を見据えると、国際市場での継続的な勢い、強力なデジタル・セールス、およびコスト効率化プログラムにより、マージンを拡大し、年間調整後EBITDAを2桁台中盤で成長させるという目標を達成できると見越しています。」
「2024年以降もこの決算期における基本的な要素を維持していくことに加えて、長期ガスおよび深海プロジェクト、生産および回収活動、デジタル化および脱炭素化の世俗的なトレンドを含む成長機会における長期的な追い風が吹いています。これは、マージン拡大とキャッシュ創出の成長の道のりにおける強力な基盤を表しています。」
「コア、デジタル、新エネルギーという3つの成長エンジンを通じた当社の戦略は、これらの機会を最大限に活用するために構築されており、デジタル提供の強化、OneSubseaの追加能力、およびChampionXの買収予定の発表により、私たちはますます力をつけています。」
「このビジネス環境は、SLBの強みを生かしてくれるものです。私たちの継続的なパフォーマンスと資本規律およびコスト効率への継続的な注力により引き続き有利な立場を維持し、市場を上回る成果を上げ、株主へのリターンを実現するというコミットメントを果たしていきます。」
その他の出来事
当四半期中、SLBは普通株式990万株を4億6,500万ドルで買い戻し、今年度上半期においては合計1,530万株を総額7億3,500万ドルで買い戻しました。
2024年5月29日、SLBは、2027年償還の5.000%シニアノートを5億ドル、2029年償還の5.000%シニアノートを5億ドル、2034年償還の5.000%シニアノートを5億ドル発行しました。
2024年6月14日、SLBとAker Carbon Capture(ACC)は、以前に発表した合弁企業設立の完了を発表しました。新会社は、技術ポートフォリオ、専門知識、運営プラットフォームを統合し、大規模な産業脱炭素化のための炭素回収の採用を加速させることを目的としています。この取引により、SLBは統合された事業の80%を所有し、ACCは20%を所有することになりました。
2024年7月18日、SLB取締役会は2024年9月4日時点で登録されている株主に対し、発行済み普通株式1株当たり0.275ドルの四半期現金配を2024年10月10日に支払うことを承認しました。
第2・四半期の地域別売上高
(単位:100万) |
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四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
北米 | $1,644 |
$1,598 |
$1,746 |
3% |
|
-6% |
|||
中南米 | 1,742 |
1,654 |
1,624 |
5% |
|
7% |
|||
欧州・アフリカ* | 2,442 |
2,322 |
2,031 |
5% |
|
20% |
|||
中東・アジア | 3,268 |
3,080 |
2,642 |
6% |
|
24% |
|||
消去など | 43 |
53 |
56 |
n/m |
|
n/m |
|||
$9,139 |
$8,707 |
$8,099 |
5% |
|
13% |
||||
|
|
|
|||||||
海外部門 | $7,452 |
$7,056 |
$6,297 |
6% |
|
18% |
|||
北米部門 | $1,644 |
$1,598 |
$1,746 |
3% |
|
-6% |
SLBは、OneSubsea合弁事業の設立に関連して、2023年第4・四半期にAkerのサブシー事業を買収しました。買収された事業は、2024年第2・四半期に4億8500万ドルの収益を生み出しました。この買収の影響を除くと、SLBの2024年第2・四半期の世界的な収益は前年同期比で7%増加し、国際的な第2・四半期収益は前年同期比で11%増加しました。 |
*ロシアおよびカスピ海地域を含みます。 |
n/m = not meaningful(非適用) |
海外部門
中南米の売上高は、17億4,000万ドルで前四半期比5%増となりました。これはブラジルでの生産システムの販売増加と、アルゼンチンでの強力な刺激および介入活動によるものです。デジタル収益は2桁成長を遂げましたが、アセット・パフォーマンス・ソリューション(APS)の収益減少によって一部相殺されました。前年同期比収益は7%増加となっており、ブラジルでの生産システムの販売増加と、アルゼンチンでの強力な掘削活動によって増加していますが、メキシコでの掘削収益減少により一部相殺されています。
ヨーロッパ&アフリカの売上高は24億4,000万ドルで、前四半期比5%増となりました。スカンジナビアおよび西アフリカでの生産システムの販売増加と、北アフリカでの新プロジェクトによる人工リフト収益がこの増加の要因となっています。また、前四半期比の成長は、デジタル収益の20%以上の増加によって促進されました。前年同期比収益は20%増となっており、この増加は主にスカンジナビアでのAkerのサブシー事業の買収と、アンゴラ、中部および東アフリカでのオフショア探査、掘削、および生産活動の増加によるものです。デジタル収益の2桁成長も前年同期比の成長に寄与しました。
中東、アジアの売上高は32億7,000万ドルで、前四半期比6%増となりました。これは、サウジアラビアでの生産システムの販売増加および介入・評価活動の増加によるものです。また、イラク、アラブ首長国連邦、中国、東アジアでの掘削の増加や地域全体でのデジタル収益の増加も前四半期比の成長に寄与しました。前年同期比収益は24%となっており、サウジアラビアでの掘削、介入、評価活動の増加および生産システムの販売増加がその要因となっています。また、アラブ首長国連邦、エジプト、東アジア、インドネシア、中国での掘削の増加や、オーストラリアでのAkerのサブシー事業の買収も前年同期比の成長に寄与しました。
北米部門
北米の売上高は16億4,000万ドルで、前四半期比3%増となりました。これは主に探査データライセンスの販売増加と掘削増加による、北米オフショアでのデジタル収益の増加によるものです。しかし、米国内陸部での掘削収益の減少および米国メキシコ湾での生産システム販売の減少により、一部相殺されました。前年同期比では、米国内陸部での掘削減少および米国メキシコ湾での生産システム販売の減少により、収益は6%減少しました。
第2・四半期の部門別業績
デジタル&統合
(単位:100万) |
|||||||||
四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
売上高 |
|
|
|
||||||
海外部門 | $757 |
$717 |
$712 |
6% |
|
6% |
|||
北米部門 | 291 |
236 |
234 |
23% |
|
24% |
|||
その他 | 2 |
- |
1 |
n/m |
|
n/m |
|||
$1,050 |
$953 |
$947 |
10% |
|
11% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $325 |
$254 |
$322 |
28% |
|
1% |
|||
税引き前営業利益率 | 31.0% |
26.6% |
34.0% |
435bps |
|
-304bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
デジタル&統合の収益は10億5,000万ドルで、前四半期比10%増となりました。APS収益が横ばい推移したものの、海外市場におけるデジタル収入が増加したことが要因となっています。デジタル収益の成長は、クラウド、AI、およびエッジ技術プラットフォームの採用拡大と探査データライセンスの販売増加によって押し上げられています。また、前年同期比では収益は11%増加し、デジタル分野は年間成長目標の2桁台後半に沿った成長を遂げた一方、APS収益に変動はありませんでした。
デジタル&統合の税引き前営業利益率は31%で、前四半期比435bps拡大しました。この主な要因には、強力な探査データライセンスの販売とデジタルソリューションの採用増加によるデジタル部門の収益性向上が挙げられます。前年同期比では、APSの減価償却費の増加およびガス価格の低下によって収益性が減少し、税引き前営業利益率は304bps縮小しました。
貯留層挙動
(単位:100万) |
|||||||||
四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
売上高 |
|
|
|
||||||
海外部門 | $1,684 |
$1,592 |
$1,512 |
6% |
|
11% |
|||
北米部門 | 134 |
130 |
130 |
3% |
|
4% |
|||
その他 | 1 |
3 |
1 |
n/m |
|
n/m |
|||
$1,819 |
$1,725 |
$1,643 |
5% |
|
11% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $376 |
$339 |
$306 |
11% |
|
23% |
|||
税引き前営業利益率 | 20.6% |
19.7% |
18.6% |
98bps |
|
205bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
貯留層挙動の収益は18億2,000万ドルで、前四半期比5%増となっており、あらゆる地域での介入および刺激活動の増加が要因となっています。増収分の約70%は中東およびアジアからの成長によるもので、陸上およびオフショアでの生産活動が全般的に増加しました。刺激および介入活動の増加によって、収益は前年同期比11%となっており、増収分の約80%は中東およびアジアが占めています。
貯留層挙動の税引き前営業利益率は21%で、前四半期比で98bps拡大し、活動が増加したことにより国際市場全体で収益性が向上しました。前年同期比では、活動の増加に加え技術集約度の向上による価格改善により、税引き前営業利益率は205bps拡大しました。
坑井建設
(単位:100万) |
|||||||||
四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
売上高 |
|
|
|
||||||
海外部門 | $2,768 |
$2,707 |
$2,582 |
2% |
|
7% |
|||
北米部門 | 592 |
604 |
721 |
-2% |
|
-18% |
|||
その他 | 51 |
57 |
59 |
n/m |
|
n/m |
|||
$3,411 |
$3,368 |
$3,362 |
1% |
|
1% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $742 |
$690 |
$731 |
7% |
|
1% |
|||
税引き前営業利益率 | 21.7% |
20.5% |
21.7% |
125bps |
|
0bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
坑井建設の収益は34億1,000万ドルで、前四半期比および前年同期比で1%増となりました。これは、測定および流体における四半期記録的な収益によるものです。中東&アジアおよびラテンアメリカでの陸上活動およびオフショア開発の継続によって向上しましたが、米国内の陸上での掘削減少により一部相殺されました。
坑井建設の税引き前営業利益率は22%で、測定および流体における国際活動の増加により前四半期比で125bps拡大しました。前年同期比では、国際的な収益性が向上したものの北米での掘削活動の減少によるマージン縮小に相殺され、税引き前営業利益率は横ばいとなりました。
生産システム
(単位:100万) |
|||||||||
四半期 |
|
変化率 |
|||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
|
売上高 | |||||||||
海外部門 | $2,378 |
$2,164 |
$1,628 |
10% |
|
46% |
|||
北米部門 | 640 |
647 |
679 |
-1% |
|
-6% |
|||
その他 | 7 |
7 |
6 |
n/m |
|
n/m |
|||
$3,025 |
$2,818 |
$2,313 |
7% |
|
31% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $473 |
$400 |
$278 |
18% |
|
70% |
|||
税引き前営業利益率 | 15.6% |
14.2% |
12.0% |
146bps |
|
361bps |
SLBは、OneSubsea合弁事業の設立に関連して、2023年第4・四半期にAkerのサブシー事業を買収しました。買収された事業は、2024年第2・四半期に4億8500万ドルの収益を生み出しました。この買収の影響を除くと、SLBの2024年第2・四半期の世界的な収益は前年同期比で7%増加し、生産システムの第2・四半期収益は前年同期比で10%増加しました。 |
n/m = not meaningful(非適用) |
生産システムの収益は30億3,000万ドルで、前四半期比7%増となりました。この成長は海底生産システムが牽引しており、人工採油、バルブ、地上生産システムがこのサイクルで四半期収益の記録を更新しました。前四半期比における増収は、ヨーロッパ&アフリカでの活発な活動に続き、ラテンアメリカおよび中東&アジアでの国際市場が主な要因となりました。収益は前年同期比31%増となっており、これは主にAkerのサブシー事業買収によるものです。Akerのサブシー買収の効果を除くと、海外売上額の16%増によって収益は前年同期比10%増となりました。前年同期比オーガニックグロースは、人工リフト、地上生産システム、完了、バルブの強力な海外売上が牽引し、中流生産システムの売上減少によって一部相殺されました。
生産システムの税引き前営業利益率は16%で、前四半期比146bps拡大となりました。これは、海底生産システムおよび人工リフトの収益性向上によるものです。また、税引き前営業利益率における前年同期比361bpsの拡大は、海底生産システム、人工リフト、地上生産システムの収益性向上が要因となっています。これらのマージン拡大は、活動構成、実行効率、および価格改善した受注残の転換によって達成されました。。
四半期ハイライト
中核事業
契約獲得
SLBは、特に海外部門および沖合盆地において、SLBの中核的な強みと一致する新たな契約の獲得を続けています。主な契約は以下の通りです。
- サウジアラビアでは、Saudi Aramcoが2030年までにガス生産を2021年比60%以上増加させるという戦略目標の支持を表明し、SLBと非在来型ガスの方向掘削サービスと掘削ビットの長期契約を締結しました。これにより、SLBはAramcoと協力し、開発流域に適した革新的な技術、サービス、およびベストプラクティスを提供します。NeoSteer™アットビット・ロータリー・ステアラブル・システムや、サウジアラビアで開発・製造された独自の掘削ビット、さらにPerformance Live™および高度な掘削自動化技術を駆使することで記録的な成果を達成し続け、運用リスクを軽減します。
- カタールでは、一企業がSLBと方向掘削、掘削中測定(MWD)、掘削中検層(LWD)サービスの5年間の契約を締結しました。この契約により、GeoSphere HD™高解像度貯留層マッピング掘削サービスおよびGeoSphere 360™ 3D貯留層マッピング掘削サービスの展開が拡大され、プロアクティブなステアリング、ウォーターフロントの特定、地下モデル作成のための貴重な情報の取得が可能になります。
- エジプトでは、東地中海拠点をターゲットとする5つの坑井の探査および評価のための、坑井建設ソリューションと技術の統合契約を受注ました。この契約には、さらに多くの坑井が含まれる可能性があります。またこれによりSLBは、AxeBlade™リッジド・ダイヤモンド・エレメント・ビット・カッターテクノロジー、Rhino™マルチサイクル油圧アンダーリーマー、SonicScope™マルチポール・ソニック掘削サービス、StethoScope™フォーメーション・プレッシャー掘削サービス、Orbit™ライジング・ステム・ボール・バルブを含む、先進的なシュー・トゥ・シューソリューションを提供します。
- ノルウェー沖では、Equinorが、SLB OneSubseaと、Fram Sørフィールドにおける12坑井の全電動海底生産システム・プロジェクトのフロントエンド・エンジニアリング・デザイン(FEED)契約を締結しました。このプロジェクトは、電動海底技術の広範な世界的採用を迅速に進め、運用者の制御強化、海底運用効率の向上、オフショア排出量の削減における新たな基準を設定します。契約の一環として、将来的なエンジニアリング、調達、および建設は、最終投資決定を条件にSLB OneSubseaへ直接発注される予定です。
- ノルウェー沖ではさらに、Equinorが北海のTrollプロジェクト第3フェーズ第2ステージの実行契約をSLB OneSubseaと締結しました。既存のインフラへの海底タイバックのフィールド納入を加速するために、SLB OneSubseaはノルウェー大陸棚(NCS2017+)の標準化された海底生産システムに適用する設定可能なソリューションを活用します。Troll第3フェーズ第2ステージでは、約550億標準立方メートルのガスを貯留層から生産することが目的とされています。
- また、ノルウェー沖では、OKEAがSLB OneSubseaおよびSubsea7と統合エンジニアリング、調達、建設、および設置契約を締結しました。この提携では、収益性が高く持続可能な小規模油田開発を実現することを目的として、ノルウェー沖の北海でのBestla(旧称Brasse)プロジェクトの開発、特に老朽化したプラットフォームへの海底タイバックの納入を加速します。
- アンゴラ沖では、TotalEnergiesによって、Kaminhoプロジェクトの開発における13坑井の海底生産システムの範囲、および関連する設備とサービスの契約がSLB OneSubseaと締結されました。このプロジェクトは、TotalEnergiesとそのBlock 20/11のパートナーによって、CameiaおよびGolfinhoの発見に向けて2つのフェーズで開発されます。Kaminhoプロジェクトの第1フェーズであるCameiaフィールドの開発期間中、SLB OneSubseaはTotalEnergiesと協力して、標準化された垂直モノボア海底ツリー、ウェルヘッド、および制御システムを備えた高度に設定可能な海底生産プラットフォームを展開します。
テクノロジーと業績
当四半期における注目すべきテクノロジーの導入と展開には次のようなものが含まれます。
- 米国メキシコ湾(GOM)では、SLBとShell Offshore Inc.が、Delfi™デジタル・プラットフォーム上でWellbore Insightsを展開し、ワイヤライン上での深読み圧力トランジェントの記録的な形成流量を可能にしました。このソリューションにより、クラウドベースの坑井動態モデリング・ワークフローおよび事前計画に加え、坑井現場からのリアルタイム更新が可能になります。Shellは、サンプリングおよびテスト作業中に安全に導入できる貯留層流体の量を大幅に増加させ、精度の向上により調査半径を拡大しました。これにより、Shellは貯留層生産の予測を改善し、高額なワイパートリップを回避し、400メートルトン以上のCO2e排出の削減と72時間のリグ時間の節約を実現しました。
- メキシコでは、SLBとPemexが共同で、深く高温で不均一な炭酸塩貯留層を対象とする戦略的フィールドで初めてOpenPath Flex™カスタマイズ可能酸刺激サービスを展開しました。この技術の初期導入では、底部静止温度が365度の坑井で実施され、生産量を3.6倍に増加させることに成功しました。この結果に加えてさらなる処理に成功したことをうけ、Pemexは戦略的フィールドでOpenPath Flexサービスを優先的な刺激システムとして採用しました。
脱炭素化
SLBは実用的で定量的に証明されたソリューションを活用した、排出量と環境への影響を削減するテクノロジーの開発および導入に焦点を当てています。代表例としては次のようなものがあります。
- モロッコでは、EniがSLBの水性流体ソリューションを使用し、最近の困難な探査坑井においてパフォーマンスと持続可能性における両目標を達成しました。SLBは、HydraGlyde™高性能水性掘削液システムを展開し、高温の12.25インチのセクションで18日間の坑井安定性を確保しました。これにより、作業時間を短縮し、セクション間で100%の流体リサイクルが可能になりました。
- アラブ首長国連邦では、SLBとアブダビ国営石油会社(ADNOC)オンショアが、共同でEcoShield™低炭素ジオポリマー・セメントフリー・システムを成功裏に導入し、セメント注入作業の脱炭素化への道を開拓しました。アブダビで初となる本導入では、従来のクラスGセメントを排除し、導管ケーシングのセメント注入作業中に持続可能で現地調達された材料を使用しました。この作業により、従来の導管ケーシングセメントと比較してCO2排出量が推定85%削減され、石油・ガス業界のネットゼロへの道における大きなマイルストーンとなりました。この成功を受けて、ADNOCとSLBは、技術の適用範囲を表面ケーシング作業などに拡大することを検討しています。
デジタル
SLBは、大規模なデジタルテクノロジーを導入して、お客様との連携でテクノロジーとワークフローをクラウドに移行し、AI対応の新機能を採用するとともに、インサイトを活用してパフォーマンスを向上させています。当期の注目すべきハイライトは以下のとおりです。
契約獲得
- SLBとTotalEnergiesは、パフォーマンスと効率の向上を目指したエネルギー資源へのアクセスを可能にするスケーラブルなデジタルソリューションの共同開発に向け、10年間の提携を発表しました。これより、カーボンキャプチャー、利用、貯留(CCUS)を含むエネルギーバリューチェーン全体の主要な課題への対処を目的とした、両社の柔軟な枠組みでの協力が確立されます。両社は、Open GroupのOSDU ®技術標準に従い、SLBの拡張可能なDelfiデジタルプラットフォームで新旧のアプリケーションとAIを含む高度なデジタル機能を統合します。初期段階では貯留層工学および地球科学のモデリングと解釈のための地下デジタルソリューションに焦点を当て、Delfiオンデマンド貯留層シミュレーションを活用します。
- ノルウェーでは、Aker BPがデジタルプラットフォームを共同開発するためのデジタルトランスフォーメーション契約をSLBと締結しました。この長期的な契約は、Aker BPの地下ワークフローのデジタル変革、コスト削減、計画サイクルの短縮、そして生産性の向上を目指しています。DelfiデジタルプラットフォームとOpen GroupのOSDU ®技術標準は、同社の地下ワークフローの変革のための主要な推進力として使用されます。
- アゼルバイジャンでは、カスピ海の生産資産の1つに対する3Dおよび4D海底ノード地震処理の契約がSLBと締結されました。この契約には、2024年から2028年に取得されるベースラインおよびモニタリング調査の地震処理が含まれています。クラウドコンピューティングのスケーラビリティによってサポートされるOmega™地球物理データ処理ソフトウェアを使用して高品質な4Dインサイトを迅速に提供し、bpが資産生産を監視できるようにします。
- カナダ東部沖では、Hibernia Management and Development Company Ltd.(HMDC)とExxonMobil Canadaが、HiberniaおよびHebronの3D・4D地震処理プロジェクトの契約をSLBと締結しました。このプロジェクトの成果は、両フィールドにおける価値が最大化されることが期待されています。これらのプロジェクトでは、SLBの革新的かつ協力的な科学ベースのソリューションでエネルギー部門の進展を支援します。
- オマーンでは、Zubair Corporationの一部であるARA Petroleum Exploration and Production(ARA)が、ARAの貯留層工学能力を強化するために5年間の契約をSLBと締結しました。効率と生産性を向上させるという戦略目標に沿って、SLBは先進的な技術を用いて小規模油田からの生産の最大化を支援します。この契約では、技術を統合して事業成長を支援し、フィールド開発計画に関する洞察を提供し、新しい発見を評価します。Techlog™坑井ソフトウェアでの高度な坑井イメージングは地下についての理解を深め、Petrel™地下ソフトウェアの機械学習でモデリングを改善し、Intersect™高解像度貯留層シミュレータで正確な予測を可能にします。
ニュー・エナジー
SLBは、以下の活動を含む革新的技術と戦略的提携を通じて、低炭素エネルギーシステムへの世界的な移行に引き続き取り組みます。
- インドネシアでは、SLBが、INPEXコーポレーションの子会社であるINPEX Masela, Ltd.から、アバディガス田における炭素回収・貯留(CCS)国家戦略プロジェクトを支援する契約を獲得しました。SLBは、Olga™動的多相流シミュレータ、Intersect高解像度貯留層シミュレータに加え、Visage™有限要素ジオメカニクスシミュレータを含む一連の地下および生産ソフトウェアを展開し、貯留層の圧縮、キャップロックの完全性、および地表の沈降リスクを特定する支援を行います。
- オーストラリアでは、Chevron Australiaが、バロウ島にあるゴーゴン炭素回収・貯留(CCS)システムを最適化するプロジェクトを支援するためのワイヤライン評価サービスの契約をSLBと締結しました。このプロジェクトは、二酸化炭素が貯蔵されている貯留層内で発見された水を管理するシステムの容量を拡大し、貯留層の圧力を低減し、二酸化炭素の注入率を向上させることを目指しています。ゴーゴンCCSは現在運用されている世界最大級のCCSプロジェクトの一つであり、2024年7月現在、970万トン以上のCO2eを安全に貯蔵しています。
- パキスタンでは、Oil and Gas Development Company Limited(OGDCL)がSLBと提携し、パキスタン全土の炭化水素フィールドにおける地熱資源の利用戦略を策定しました。この提携の一環として、SLBは、OGDCLがパキスタンの北部、南部、中央の25フィールドの地熱ポテンシャルを評価するための計画策定を支援します。SLB の専門家はOGDCLのチームと共同で、フィールドの表面、地下、およびデータを評価し、重点領域を特定します。OGDCLパイロット・プロジェクトではまず、詳細な分析のための9つのガス田のスクリーニング、評価、選択、そして地熱ポテンシャルの推定、坑井モデリングから始め、その後次のステップの決定を行います。
- インドネシアでは、地熱事業者が地熱開発のための4年間の統合掘削坑井サービス契約をSLBと締結しました。この契約によりSLBは、統合プロジェクト管理、坑井建設、および第三者サービス(エアドリリング、フィッシング、ライナーアダプターなど)を提供します。
- 米国では、SLBとOrmat Technologies, Inc.が提携し、探索と資源評価から発電所の立ち上げおよび運転に至るまで、運用者に包括的なソリューションを提供する統合地熱プロジェクトを開発および実行します。この戦略的協力は、貯留層の特性評価、坑井の完成、および生産技術におけるSLBの業界トップの専門知識と、地熱フィールドおよびプロジェクト開発、発電所設計、製造、運用、およびエンジニアリング、調達、建設能力におけるOrmatが有する業界トップの専門知識を組み合わせるものです。これにより、従来の地熱システムと強化地熱システムの両方に焦点を当てます。
- また、米国では、SLB New Energyがアーカンソー州とテキサス州のスマックオーバーリチウム層の新しい商業利用可能な3D盆地モデルレポートを発表しました。このレポートは、1,700万エーカー以上の地域をカバーし、600万エーカー近くのリチウムのスイートスポットを持つスマックオーバー炭酸塩ランプに焦点を当てています。スマックオーバー・レポートは、6,800本以上の坑井ログをレビューして作成されました。これは、SLBの地下専門知識とリチウムブラインの知識を組み合わせ、Petromod盆地モデリングソフトウェアやPetrel™地下ソフトウェアなどの高度なデジタル技術を使用してモデリングとシミュレーションを行い、リチウム資源の特性評価のための革新的な独自のワークフローを使用して開発された最初のリチウム盆地レポートです。このマルチクライアントレポートは、坑井ログ、空隙率データ、温度、地球化学などの公開データを組み合わせ、リチウム資源の推定モデルを生成して、探査ワークフローおよびスマックオーバー・プロジェクトの開発を加速、最適化、およびリスク軽減を可能とします。
- 米国ではさらに、SLBとPantera Mineralsが提携し、アーカンソー州のスマックオーバーリチウム資産における既存のリードおよび複数の再エントリー坑井を掘削準備が整った有望地へと前進させます。SLBは、業界をリードする地下専門知識とデジタル技術を使用して、2D地震データ、重力データ、および磁気データを組み合わせ、上部スマックオーバー層の範囲と断層の位置を定義する3D静的モデルを作成します。このモデルは、将来の坑井計画および設計のための最適な坑井位置を特定し、アーカンソー州スマックオーバー層における資源の推定を提供します。
財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) |
|||||||
第2・四半期 |
|
半期 |
|||||
6月30日締め | 2024 |
|
2023 |
|
2024 |
|
2023 |
売上高 | $9,139 |
$8,099 |
$17,846 |
|
$15,835 |
||
利息およびその他の収入(1) | 85 |
82 |
169 |
|
174 |
||
経費 |
|
|
|
||||
売上原価 (1) | 7,262 |
6,502 |
14,270 |
|
12,787 |
||
研究・エンジニアリング | 188 |
163 |
369 |
337 |
|||
一般管理費 | 94 |
96 |
215 |
187 |
|||
合併および統合(1) | 16 |
- |
27 |
- |
|||
リストラクチャリング(1) | 111 |
- |
111 |
- |
|||
利息 | 132 |
127 |
245 |
244 |
|||
税引き前利益(1) | $1,421 |
$1,293 |
$2,778 |
$2,454 |
|||
税金費用 (1) | 276 |
246 |
535 |
464 |
|||
純利益(1) | $1,145 |
$1,047 |
$2,243 |
$1,990 |
|||
非支配持分に帰属する純利益(1) | 33 |
14 |
63 |
23 |
|||
SLBに帰属する純利益(1) | $1,112 |
$1,033 |
$2,180 |
$1,967 |
|||
SLBの希薄化後1株当たり利益(1) | $0.77 |
$0.72 |
$1.51 |
$1.36 |
|||
平均流通株式数 | 1,428 |
1,423 |
1,429 |
1,425 |
|||
希薄化後平均流通株式数 | 1,443 |
1,442 |
1,445 |
1,444 |
|||
経費に含まれる減価償却費(2)(2) | $631 |
$561 |
$1,231 |
$1,124 |
(1) |
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
(2) |
有形固定資産の償却および無形資産の償却、探査データ費用、APS投資を含みます。 |
要約連結貸借対照表
|
(単位:100万) |
|||
|
|
|||
2024年 |
2023年 |
|||
資産の部 |
6月30日 |
12月31日 |
||
流動資産 |
|
|
||
現金および短期投資 | $4,003 |
$3,989 |
||
売掛金 | 8,605 |
7,812 |
||
棚卸資産 | 4,504 |
4,387 |
||
その他の流動資産 | 1,405 |
1,530 |
||
18,517 |
17,718 |
|||
関連会社への投資 |
1,678 |
1,624 |
||
固定資産 |
7,335 |
7,240 |
||
のれん |
14,530 |
14,084 |
||
無形資産 |
3,198 |
3,239 |
||
その他の資産 |
4,115 |
4,052 |
||
$49,373 |
$47,957 |
|||
|
|
|||
負債および株主資本の部 |
|
|
||
流動負債 |
|
|
||
買掛金・未払負債 | $10,099 |
$10,904 |
||
概算所得税債務 | 867 |
994 |
||
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 |
|
|
||
未払配当金 | 1,033 |
1,123 |
||
流動負債 | 410 |
374 |
||
12,409 |
13,395 |
|||
長期債務 |
12,156 |
10,842 |
||
その他の負債 |
2,528 |
2,361 |
||
27,093 |
26,598 |
|||
株主資本 |
22,280 |
21,359 |
||
$49,373 |
$47,957 |
流動性
|
|
|
|
|
|
(単位:100万) |
|
流動性内訳 |
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
2023年
|
現金および短期投資 | $4,003 |
$3,491 |
$3,194 |
$3,989 |
|||
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 | (1,033) |
(1,430) |
(1,993) |
(1,123) |
|||
長期債務 | (12,156) |
(10,740) |
(11,342) |
(10,842) |
|||
純負債(1) | $(9,186) |
$(8,679) |
$(10,141) |
$(7,976) |
|||
流動性増減の詳細を以下に示します。 | |||||||
半期 |
|
第2・ |
|
半期 |
|||
|
|
四半期 |
|
|
|||
6月30日締め | 2024年 |
|
2024年 |
|
2023年 |
||
純利益 | $2,243 |
$1,145 |
$1,990 |
||||
特別利益・費用(税引き後)(2) | 139 |
120 |
(28) |
||||
2,382 |
1,265 |
1,962 |
|||||
減価償却(3) | 1,231 |
631 |
1,124 |
||||
株式報酬費用 | 173 |
73 |
160 |
||||
運転資金の増減 | (2,044) |
(558) |
(1,286) |
||||
その他 | 21 |
25 |
(22) |
||||
営業活動によるキャッシュフロー | 1,763 |
1,436 |
1,938 |
||||
設備投資 | (862) |
(463) |
(881) |
||||
APS投資 | (256) |
(135) |
(253) |
||||
資産計上された探査データ | (91) |
(62) |
(83) |
||||
フリーキャッシュフロー(4) | 554 |
776 |
721 |
||||
支払配当金 | (751) |
(394) |
(605) |
||||
株式買い戻し | (735) |
(465) |
(443) |
||||
従業員持株制度による受取金 | 120 |
5 |
124 |
||||
事業買収・投資(取得した現金を控除) | (505) |
(478) |
(262) |
||||
ブルーチップ・スワップ証券の購入 | (76) |
(24) |
(100) |
||||
ブルーチップ・スワップ証券の売却による受取金 | 51 |
17 |
61 |
||||
リバティーの株式売却による受取金 | - |
- |
137 |
||||
株式報酬の決済純額にかかる税金 | (78) |
- |
(144) |
||||
その他 | 39 |
(19) |
(128) |
||||
為替レートの変動の影響を除く純負債の減少 | (1,381) |
(582) |
(639) |
||||
為替レートの変動が純負債に及ぼす影響 | 171 |
75 |
(170) |
||||
純負債の減少 | (1,210) |
(507) |
(809) |
||||
純負債(期首) | (7,976) |
(8,679) |
(9,332) |
||||
純負債(期末) | $(9,186) |
$(9,186) |
$(10,141) |
(1) |
「純負債」は、負債総額から現金と短期投資を差し引いた額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、SLBの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。 |
(2) |
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
(3) |
有形固定資産の償却および無形資産の償却、探査データ費用、APS投資を含みます。 |
(4) |
「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、APS投資、資産計上された探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出するSLBの事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。 |
特別費用・利益
2024年第2・四半期および通期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。「流動性」の項目に示された非GAAP財務指標に加え、特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、SLBに帰属するSLBの純利益(特別費用・利益を除く)、特別費用・利益を除く実効税率、調整EBITDAおよび調整EBITDA利益率)は非GAAP財務指標です。経営陣は、これらの財務指標から特別費用・利益を除外することで、SLBの基本的な業績と営業動向についての有用な視点が得られ、期間ごとのSLBの業務を評価する手段になると考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。一部のそのような非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。調整EBITDAと対応するGAAP指標の差異調整は、「補足情報」の項(質問9)をご覧ください。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) | |||||||||
2024年第2・四半期 | |||||||||
税引き前 | 税額 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS |
|||||
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $1,421 |
$276 |
$33 |
$1,112 |
$0.77 |
||||
コスト削減プログラム(1) | 111 |
17 |
- |
94 |
0.07 |
||||
合併および統合(2) | 31 |
5 |
8 |
18 |
0.01 |
||||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $1,563 |
$298 |
$41 |
$1,224 |
$0.85 |
||||
2024年第1・四半期 | |||||||||
税引き前 | 税額 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS |
|||||
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $1,357 |
$259 |
$30 |
$1,068 |
$0.74 |
||||
合併および統合(1) | 25 |
6 |
5 |
14 |
0.01 |
||||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $1,382 |
$265 |
$35 |
$1,082 |
$0.75 |
||||
2024年度半期 | |||||||||
税引き前 | 税額 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS |
|||||
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $2,778 |
$535 |
$63 |
$2,180 |
$1.51 |
||||
コスト削減プログラム(1) | 111 |
17 |
- |
$94 |
$0.07 |
||||
合併および統合(3) | 56 |
11 |
13 |
32 |
0.02 |
||||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $2,945 |
$563 |
$76 |
$2,306 |
$1.60 |
||||
2023年度半期 | |||||||||
税引き前 | 税額 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS |
|||||
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $2,454 |
$464 |
$23 |
$1,967 |
$1.36 |
||||
リバティー株式の売却による利益(4) | (36) |
(8) |
- |
(28) |
(0.02) |
||||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $2,418 |
$456 |
$23 |
$1,939 |
$1.34 |
(1) |
要約連結損益計算書のリストラクチャリングに分類されています。 |
(2) |
これらの費用のうち1,500万ドルは要約連結損益計算書 の売上原価に分類され、残りの1,600万ドルは合併および統合に分類されています。 |
(3) |
これらの費用のうち2,900万ドルは要約連結損益計算書の売上原価に分類され、残りの2,700万ドルは合併および統合に分類されています。 |
(4) |
要約連結損益計算書の利息およびその他の収入に分類されています。 |
2023年度第2・四半期に特別費用または利益はありませんでした。
部門別
(単位:100万) | |||||||||||
四半期 |
|||||||||||
2024年6月30日締め |
|
2024年5月31日締め |
|
2023年6月30日締め |
|||||||
売上高 |
|
税引き前 利益 |
|
売上高 |
|
税引き前 利益 |
|
売上高 |
|
税引き前 利益 |
|
デジタル&統合 | $1,050 |
$325 |
$953 |
$254 |
$947 |
$322 |
|||||
貯留層挙動 | 1,819 |
376 |
1,725 |
339 |
1,643 |
306 |
|||||
坑井建設 | 3,411 |
742 |
3,368 |
690 |
3,362 |
731 |
|||||
生産システム | 3,025 |
473 |
2,818 |
400 |
2,313 |
278 |
|||||
消去など | (166) |
(62) |
(157) |
(34) |
(166) |
(56) |
|||||
税引き前セグメント営業利益 | 1,854 |
1,649 |
1,581 |
||||||||
全社など | (191) |
(191) |
(183) |
||||||||
受取利息(1) | 29 |
34 |
19 |
||||||||
支払利息(1) | (129) |
(110) |
(124) |
||||||||
特別費用・利益(2) | (142) |
(25) |
- |
||||||||
$9,139 |
$1,421 |
$8,707 |
$1,357 |
$8,099 |
$1,293 |
(単位:100万) | |||||||
半期 |
|||||||
2024年6月30日締め |
|
2023年6月30日締め |
|||||
売上高 |
|
税引き前 利益 |
|
売上高 |
|
税引き前 利益 |
|
デジタル&統合 | $2,003 |
$579 |
$1,840 |
$587 |
|||
貯留層挙動 | 3,544 |
715 |
3,146 |
548 |
|||
坑井建設 | 6,779 |
1,432 |
6,623 |
1,403 |
|||
生産システム | 5,843 |
873 |
4,520 |
483 |
|||
消去など | (323) |
(97) |
(294) |
(49) |
|||
税引き前セグメント営業利益 | 3,502 |
2,972 |
|||||
全社など | (382) |
(353) |
|||||
受取利息(1) | 63 |
36 |
|||||
支払利息(1) | (238) |
(237) |
|||||
特別費用・利益(2) | (167) |
36 |
|||||
$17,846 |
$2,778 |
$15,835 |
$2,454 |
(1) |
セグメントの業績に含まれる額を除きます。 |
(2) |
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
補足情報
よくある質問
1) |
2024年通期の資本投資の指針はどのようになっていますか? |
2024年度通期の資本投資(設備投資、探査データ費用、APS投資)は、約26億ドルと予想しています。これは2023年度通期と同水準です。 |
|
|
|
2) |
2024年第2・四半期の営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか? |
2024年第2・四半期の営業活動によるキャッシュフローは14億ドル、フリーキャッシュフローは7億7,600万ドルでした。 |
|
|
|
3) |
2024年第2・四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか? |
2024年第2・四半期の「利息およびその他の収入」は8,500万ドルでした。そのうち、受取利息が3,800万ドル、持分法投資利益が4,700万ドルでした。 |
|
|
|
4) |
2024年第2・四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか? |
2024年第2・四半期の利息収入は3,800万ドルで、前四半期からの増減はありませんでした。利息費用は1億1,300万ドルで、前四半期比で1,900万ドル増となりました。 |
|
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5) |
SLBの税引き前連結利益と税引き前セグメント営業利益の違いは何ですか? |
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費、特別費用・利益、および受取利息・支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一部の一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。 |
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|
6) |
2024年第1・四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? |
GAAPに基づく2024年第2・四半期の実効税率は19.4%で、2023年第4・四半期は19.1%でした。特別費用・利益を除く2024年第2・四半期および第1・四半期の実効税率はともに19.1%でした。 |
|
|
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7) |
2024年6月30日時点での流通普通株式数はどれくらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか? |
2024年年6月30日時点での流通普通株式数は14億2,000万株で、2024年3月31日時点では14億2,900万株でした。 |
(単位:100万) | ||
2024年3月31日時点での流通株式数 | 1,429 |
|
制限付き株式の付与 | 1 |
|
自社株買い戻しプログラム | (10) |
|
2024年6月30日時点での流通株式数 | 1,420 |
8) | 2024年第2・四半期および2024年第1・四半期の加重平均流通株式数はどれくらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか? |
2024年第2・四半期の加重平均流通株式数は14億2,800万株で、第1・四半期は14億3,100万株でした。以下に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。 |
(単位:100万) | ||||
2024年 第2・四半期 |
2024年 第1・四半期 |
|||
加重平均流通株式数 | 1,428 |
1,431 |
||
権利未確定の制限付き株式 | 14 |
15 |
||
想定されるストックオプションの行使 | 1 |
1 |
||
希薄化後平均流通株式数 | 1,443 |
1,447 |
9) | 2024年第2・四半期、2024年第1・四半期、2023年第2・四半期、2024年上半期、および2023年上半期のSLBの調整EBITDAはどの程度でしたか? |
2024年第2・四半期のSLBの調整EBITDAは22億8,800万ドルで、2024年第1・四半期は22億7,700万ドル、2023年第2・四半期は19億6,200万ドルでした。計算方法は以下の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
||
SLBに帰属する純利益 | $1,112 |
$1,068 |
$1,033 |
|||
非支配持分に帰属する純利益 | 33 |
30 |
14 |
|||
税金費用 | 276 |
259 |
246 |
|||
税引き前利益 | $1,421 |
$1,357 |
$1,293 |
|||
特別費用・利益 | 142 |
25 |
0 |
|||
減価償却 | 631 |
600 |
561 |
|||
支払利息 | 132 |
113 |
127 |
|||
受取利息 | (38) |
(38) |
(19) |
|||
調整後EBITDA | $2,288 |
$2,057 |
$1,962 |
2024年6月30日までの半期におけるSLBの調整後EBITDAは43億4,400万ドルで、2023年6月30日までの半期では37億4,900万ドルでした。計算方法は以下の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||
2024年
|
|
2023年
|
|
変化率 |
||
SLBに帰属する純利益 | $2,180 |
$1,967 |
||||
非支配持分に帰属する純利益 | 63 |
23 |
||||
税金費用 | 535 |
464 |
||||
税引き前利益 | $2,778 |
$2,454 |
||||
特別費用・利益 | 167 |
(36) |
||||
減価償却 | 1,231 |
1,124 |
||||
支払利息 | 245 |
244 |
||||
受取利息 | (77) |
(37) |
||||
調整後EBITDA | $4,344 |
$3,749 |
16% |
調整後EBITDAは、特別費用・利益、減価償却、支払利息、受取利息を除く税引き前利益です。経営陣は、調整後EBITDAをSLBの重要な利益性指標と見なしており、この指標によってSLBの基本的な業績と営業動向についての有用な視点が得られ、期間ごとのSLBの業務を評価する手段になると考えています。調整後EBITDAはまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用いています。調整EBITDAは、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようにしてください。 |
10) |
2024年第2・四半期、2024年第1・四半期、2023年第2・四半期の償却費用の内訳はどうなっていますか? |
2024年第2・四半期、2024年第1・四半期、2023年第2・四半期の償却費用の内訳は次の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
||
固定資産の償却 | $384 |
$377 |
$353 |
|||
無形資産の償却 | 82 |
81 |
77 |
|||
APS投資の償却 | 118 |
113 |
101 |
|||
資産計上された探査データ費用の償却 | 47 |
29 |
30 |
|||
$631 |
$600 |
$561 |
11) | SLBの中核事業部門は何ですか?また、2024年第2・四半期、2024年第1・四半期、および2023年第2・四半期の売上高と税引き前営業利益はどの程度ですか? |
SLBの中核事業には、貯留層挙動、坑井建設、生産システムが含まれます。2024年第2・四半期、2024年第1・四半期および2023年第2・四半期のSLBの中核事業収益と税引き前営業利益は以下の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||||||
四半期 |
|
変化率 |
||||||||
2024年
|
|
2024年
|
|
2023年
|
|
前四半期比 |
|
前年同期比 |
||
売上高 | ||||||||||
貯留層挙動 | $1,819 |
|
$1,725 |
|
$1,643 |
|||||
坑井建設 | 3,411 |
|
3,368 |
|
3,362 |
|||||
生産システム | 3,025 |
|
2,818 |
|
2,313 |
|||||
$8,255 |
|
$7,911 |
|
$7,318 |
4% |
|
13% |
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
税引き前営業利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
||
貯留層挙動 | $376 |
|
$339 |
|
$306 |
|
|
|
||
坑井建設 | 742 |
|
690 |
|
731 |
|
|
|
||
生産システム | 473 |
|
400 |
|
278 |
|
|
|
||
$1,591 |
|
$1,429 |
|
$1,315 |
11% |
|
21% |
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
税引き前営業利益率 |
|
|
|
|
|
|
|
|
||
貯留層挙動 | 20.6% |
|
19.7% |
|
18.6% |
|
|
|
||
坑井建設 | 21.7% |
|
20.5% |
|
21.7% |
|
|
|
||
生産システム | 15.6% |
|
14.2% |
|
12.0% |
|
|
|
||
19.3% |
|
18.1% |
|
18.0% |
120bps |
|
130bps |
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバル・テクノロジー企業です。世界100を超える国で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳しくはslb.comをご覧ください。
電話会議情報
SLBは2024年7月19日金曜日に電話会議を開催し、決算プレスリリースならびに事業見通しについて議論します。会議は、米国東部時間午前9時30分から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、開始予定時間の約10分前までに+1(844)721-7241(北米内)または+1(409)207-6955(北米以外)まで電話し、アクセスコード8858313を伝えてください。この電話会議の終了後、2024年8月19日まで録音再生を聴取できます。ご希望の方は、+1(866)207-1041(北米)または+1(402)970-0847(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは1906897です。電話会議は、www.slb.com/irwebcastからウェブキャストにて、聴取のみの方式で同時放送されます。ウェブキャストの録音再生は2024年8月19日まで同じウェブサイトで聴取できます。
将来の見通しに関する記述
2024年第2・四半期および通期決算発表および当社の他の見解には、連邦証券法の意味での「将来予想に関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述が含まれています。そうした記述の多くは、「予想する」、「かもしれない」、「できる」、「考える」、「予測する」、「計画する」、「潜在的」、「予測される」、「予測」、「先駆け」、「見込む」、「見通し」、「予想」、「見積もる」、「意図する」、「予見する」、「意欲」、「目的」、「目標」、「予定される」、「思う」、「するはずだ」、「あり得る」、「だろう」、「するつもりだ」、「見ている」、「可能性が高い」といった用語や類似の用語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには、当社の財務および業績目標に関する記述や当社の事業見通しに関するか、それに依存するその他の予測や予想、SLB全体および各部門(および各部門の特定の事業分野、地域、技術)の成長、石油・天然ガスの需要と生産の増加、石油・天然ガスの価格、エネルギー移行と世界的な気候変動に関する予測と予想、操業手順および技術の向上、SLBおよび石油・ガス業界の設備投資、当社の事業戦略(デジタルおよび「盆地適合型」を含む)および当社顧客企業の戦略、配当計画および自社株買いプログラムを含む資本配分計画、当社のAPSプロジェクト、合弁事業およびその他の提携、ウクライナで進行中の紛争が世界的エネルギー供給に及ぼす影響、原材料の入手可能性、将来の世界経済状況および地政的状況、将来の流動性、利益率水準などの将来の営業業績などが含まれます。これらの記述にはリスクと不確実性が伴い、それには、変化する世界経済状況と地政的状況、当社顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天然ガスの探鉱・開発レベルの変化、当社顧客企業とサプライヤーの営業業績と財務状況、当社が財務目標と業績目標およびその他の予測や予想を達成できないこと、当社の炭素排出ネットゼロ目標や暫定的排出削減目標を達成できないこと、世界の主要地域における一般的な経済状況、地政的状況および事業状況、ウクライナで進行中の紛争、外国通貨のリスク、インフレ、価格圧力、天候および季節要因、衛生パンデミックによる好ましくない影響、原材料の入手可能性と費用、操業の変更、遅延または中止、当社のサプライチェーンの問題、生産低下、将来の費用の程度、デジタルやニュー・エナジーといった当社の事業戦略およびイニシアチブから意図している効率やその他の利益を認識できないこと、当社のコスト削減戦略、政府規制および規制要件の変化(オフショア原油およびガス探鉱、放射線源、爆発物、化学物質、気候関係イニシアチブに関係するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できないこと、代替エネルギー源や製品代替物の競争力などのリスクと不確実性や、そして本プレスリリースおよび証券取引委員会(SEC)に提出または提供された当社の最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kで詳述されているその他のリスクや不確実性が含まれます。
また、本プレスリリースの将来の見通しに関する記述には、SLBとChampionXとの間の取引案に関連する記述(取引の利益および取引の予想時期に関する記述を含む)が含まれます。将来の業績や結果に影響を及ぼす可能性のある要因やリスクには、SLBおよびChampionXの各社が本取引案の結果として受ける可能性のあるもの、すなわち、ChampionXの株主が本取引案に関する合併契約を承認しない可能性を含む、SLBとChampionXの間の本取引案の最終的な結果、本取引案の発表による影響などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。事業の中断を含むSLBとChampionXそれぞれの事業を運営する能力、主要な人材や従業員の維持および雇用の難しさ、顧客、供給業者、その他のビジネス・パートナーとの良好な取引関係を維持する能力、提案されている取引の条件および時期、提案されている取引の終了の原因となりうる事象、変更、その他の状況の発生、提案されている取引に関する予想または実際の税務上の取り扱い、提案されている取引の完了条件(提案されている取引に関する合併契約のChampionX株主による採択を含む)を満たす能力、提案された取引の完了およびそれに関連する行為に関連するその他のリスク、SLBとChampionXが事業の統合を成功させ、提案された取引から期待されるシナジー効果および価値創造を達成する能力、政府の規制当局の承認を期待される条件で、すべてまたは適時に確保する能力、訴訟および規制上の手続き(提案された取引に関連してSLBまたはChampionXに対して提起される可能性のある手続きを含む)、SLBおよびChampionXがSECに提出または提供された最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kに記載されているリスク要因も対象となります。
これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような状況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果や成果は将来予想に関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。当社の環境、社会、その他の持続可能性に関する計画や目標について本プレスリリースに記載されている将来予想に関する記述やその他の記述は、それらの記述が必ずしも投資家にとって重要であることやSECへの提出物の中で開示が求められていることを示すものではありません。また、過去、現在、将来の環境、社会、持続可能性に関連する記述は、進展中の進捗を測定する際の基準、進化し続ける内部統制とプロセス、将来変化する可能性のある前提に基づいている可能性があります。本プレスリリースの記述は、本リリース発表時点での内容であり、SLBは新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。
ChampionXとの取引に関する追加情報とその入手先
ChampionXとの提案された取引に関連して、SLBは2024年4月29日にSECにフォームS-4の登録声明を提出しました(修正後「フォームS-4」)。この登録声明には、ChampionXの委任状説明書が含まれており、提案された取引に関して発行されるSLBの株式に関する目論見書も構成されています(「委任状説明書/目論見書」)。フォームS-4は、2024年5月15日にSECによって有効と宣言されました。SLBとChampionXは、2024年5月15日に最終版の委任状説明書/目論見書をSECに提出しました(https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/87347/000119312524139403/d818663d424b3.htm)。また、同書類がChampionXの株主に最初に郵送されたのは、2024年5月15日頃となっています。SLBおよびChampionXのそれぞれが、提案された取引に関してSECに他の関連書類を提出することもあります。この文書は、フォームS-4または委任状説明書/目論見書、あるいはSLBまたはChampionXがSECに提出する可能性のあるその他の書類の代わりとなるものではありません。投資家および証券保有者は、登録届出書、委任状/目論見書、および証券取引委員会に提出される可能性のあるその他の関連文書、ならびにこれらの文書の修正または補足が入手可能になった場合には、提案されている取引に関する重要な情報が含まれているか、または含まれる予定であるため、これらの文書を注意深く、かつその全文を読むことが強く推奨されます。投資家および証券保有者は、フォームS-4、委任状/目論見書(入手可能な場合)、およびSLB、ChampionX、および本取引に関する重要な情報を含むその他の文書がSECに提出された時点から、SECが管理するhttp://www.sec.govを通じて無料で入手できます。SLBがSECに提出した、またはSECに提出した書類のコピーは、SLBのウェブサイトhttps://investorcenter.slb.comで無料で入手できます。ChampionXがSECに提出した、または提出された書類のコピーは、ChampionXのウェブサイトhttps://investors.championx.comで無料で入手できます。SLBまたはChampionXのウェブサイトに含まれる、またはウェブサイトを通じてアクセスできる情報は、参照により本プレスリリースに組み込まれるものではありません。
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