フィンランド、エスポー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AI、5G、およびクラウド・ネイティブ・テクノロジーのグローバル・デジタル・プラットフォームとサービスのリーダー企業であるテクノツリーは、2023年第4四半期および通期の財務決算を発表しました。同社は、テクノツリー製品に対する優れた需要により、世界市場の動向を上回る、7,840万ユーロの記録的な売上高を達成しました。テクノツリーは、9,540万ユーロという過去最高の受注を記録し、北欧および北米地域の3つのティア1オペレーターを含む12の新規ロゴを獲得し、デジタル・クラウド製品に対する需要が高まっていることを反映しています。
2023年第4四半期の主なハイライト:
- 純売上高は10.4%増の2,220万ユーロ(前年2,010万ユーロ)を記録。
- 営業利益は29.5%増の790万ユーロ(前年610万ユーロ)を記録。
- 240万ユーロ(前年310万ユーロ)の為替差損の増加を主な理由として、当期の損益は22.5%の減益。
- 営業キャッシュ・フローは470万ユーロ(前年60万ユーロ)を記録。
- 一株当たり利益は0.01ユーロ(前年0.01ユーロ)を記録。
- 当期末の注文控え帳は16.4%増の8,020万ユーロ(前年6,890万ユーロ)を記録。
2023年通期の主なハイライト:
- 純売上高は9.5%増の7,840万ユーロ(前年7,160万ユーロ)を記録。
- 営業利益は30.2%増の2,380万ユーロ(前年1,830万ユーロ)を記録。
- 当期損益は1,120万ユーロ(前年1,160万ユーロ)を記録。
- 営業キャッシュ・フローは620万ユーロ(前年60万ユーロ)を記録。
- 一株当たり利益は0.04ユーロ(前年0.04ユーロ)を記録。
テクノツリーの最高経営責任者であるパドマ・ラヴィチャンダーは、「第4四半期および通期を終えるにあたり、記録的な受注、記録的な売上高、そして高い収益性を実現することで、当社の期待を上回ったことを誇りに思っています。当社は2023年も引き続き戦略を実行し、当社の競争力のある製品ポートフォリオと成果ベースのデジタル・トランスフォーメーションの推進力のおかげで、デジタル・リーダーシップを実証しました。2023年にはAIMLの競争力への投資を増やし、これが全受注の15.6%を占め、AIMLの売上高がその年の予測成長を上回る結果となりました。
我々は、2023年も引き続き当社の企業文化を構築し、変革を続け、顧客のためにイノベーションと価値を推進する献身的な姿勢を常に示してきました。テクノツリーのビジョンの実現に向けて取り組んでくれたパートナーと従業員に感謝の意を表したいと思います。共に、将来を形作る態勢を整えていきたいと思います。今後も、差別化された体験を提供することに焦点を置くにあたり、当社の競争力が全活動の基礎となることでしょう」と述べています。
同年の重要なマイルストーンおよび事業実績は以下の通りです。
- 様々な地域にわたる複数の大手事業者グループに対し、世界規模で14件の本稼働を達成し、テクノツリーのデジタル・スイートを通じて顧客に大規模なデジタルBSSの変革を実現。
- ガートナーは、自身のマーケット・ガイドの顧客経験管理部門、および別のマーケット・ガイドの収益化と管理部門においてテクノツリーを評価。
- MTNのビジネス成果を促進する、AIMLを取り入れたテクノツリーのデジタル・スタックの実装に対し、TMフォーラム・エクセレンス・アワード2023の顧客体験部門においてテクノツリーをファイナリストとして認定。
- TMフォーラムのオープンAPI仕様準拠でダイヤモンド・バッジを受賞。この認証は、合計9つの実環境と59の認証オープンAPIへの準拠で、オープンAPIの成功的な実装を検証するもので、この功績により、テクノツリーはTMフォーラムのオープンAPI仕様準拠の中で第1位を獲得。
- また、2023年のTMフォーラムのビジネス・プロセス・フレームワーク(eTOM)における正式な適合と認証のトップ・ベンダーを達成。
- 拡張知能、生成AI、ML Ops、およびData Opsなどの様々な分野をカバーする20の新規特許を取得。これらの特許には、共通のフレームワークと方法論も含まれており、FTTX、モバイル、およびB2B2xマーケットプレイスのB/OSSモジュールに組み込まれた「Sensa」ローコード・ツール&プラットフォームとコパイロットを活用。
- 製品の発売、アップグレード、提携、M&A、および地域別・産業別の事業拡大といった様々な種類の有機的・無機的成長戦略の実践により、マーケッツアンドマーケッツの自律型AI・自律型エージェント市場部門において、世界の主要ベンダー・トップ4社に認定。
- ドバイ政府が「テクノツリー・モーメンツ」を最優秀のテレコム・マネタイゼーション・プラットフォームとして表彰。
- CMOアジアから「Best Innovation in Information Technology」を、UBSフォーラムから「Best Workplace Diversity Award」を受賞。
- イノベーションを推進し、社内の各個人に力を与えるような、多様性と受容性のある職場を育む取り組みを強化しているとして、北欧多様性指数により最高のパフォーマンスを上げている中堅企業として評価。
テクノツリーについて
テクノツリーは、AIおよびML機能とマルチクラウドの拡張性を備えた5G対応デジタル・ビジネス・サポート・システム(BSS)の事業者です。当社はTMフォーラムのオープンAPI規格で9つのリアルワールド・オープンAPIを含む59のオープンAPIの認定を受けており、当社の卓越性へのコミットメント、そしてCSPおよびDSPに対して格別のエクスペリエンスとサービスを提供するための絶え間ない努力を示しています。当社のアジャイルでオープンソースのデジタルBSSスタックは、通信業界やその他デジタルサービス業界に向けたあらゆるビジネスプロセスおよびサブスクリプション管理(受注から入金まで)で構成されており、コネクティビティを超えた機会を創出しています。また、テクノツリー・モーメンツ・プラットフォームを介して加入者層にフィンテックとB2B2Xマルチエクスペリエンス・デジタル市場を提供し、ゲーム、健康、教育、OTT、その他の垂直エコシステムにわたるデジタル接続されたコミュニティーを強化しています。テクノツリーはナスダック・ヘルシンキに上場しています(TEM1V)。
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