マイアミ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 運用資産が580億ドルを超えるオルタナティブ資産運用の世界的大手であるHIGキャピタルは、「H.I.G. Middle Market LBO Fund IV」 (以下「ファンド」)のクロージングを発表します。本ファンドは資本確定額が計55億ドルとなったほか、共同投資用のSMA（セパレートリー・マネージド・アカウント）に4億5,000万ドルを調達し、クローズしました。これは当初の目標を大きく上回る金額です。
本ファンドは、リスクとリワードの関係が非対称で、差別化されたバリュー・プロポジションを持つ米国ミドルマーケット企業の複雑な状況にあります。ファンドはそのような状況下では、第一にエクイティ投資をコントロールすることによりチームの強固な実績を基盤に成長するのです。
HIGの共同創設者で共同最高経営責任者（Co-CEO）のSami MnaymnehとTony Tamerは次のように述べています。「HIGミドルマーケットのチームによる力強い業績や差別化された投資手法が評価されて投資家の皆様から引き続きご支援を頂くことができ、うれしく思います。当社独自のプラットフォームにより、 この領域で我々が突出した存在であり続けることができると確信しています。」
HIGのミドルマーケット責任者であるKeval Patelは次のように述べています。「最新ファンドでHIGのミドルマーケット戦略が成功を収めたことをうれしく思います。当社の規模とミドルマーケットに特化した運営に関する専門知識は、重要な競争優位性を生み出し続けるとともに、投資家の皆様がマクロ経済環境に左右されることなく、継続して大きなリターンを得ることを可能にします。」
エグゼクティブ・マネージング・ディレクターで、資本情報の国際責任者を務めるジョーダン・ピア・グリフィンは、次のように述べています。「リミテッド・パートナーの皆様の圧倒的なサポートのおかげで、資金調達が非常に困難な状況で募集額を大きく上回る調達に成功しました。これはHIGやその投資戦略、そして魅力的な投資先を常時発掘して大きなリターンを生み出す能力に対して、投資家の皆様が高い信頼を置いていることの証です。」
本ファンドはHIGの長期投資家層からご支援を賜りました。また、米国、ヨーロッパ、アジア、中東、ラテンアメリカなど、世界中から新しい投資家を迎え入れました。本ファンドのリミテッド・パートナーは多種多様で、財団、基金、公的年金、企業年金、コンサルタント、政府系ファンド、ファミリーオフィスなど、名高い機関投資家グループで構成されています。
HIGキャピタルについて
HIGはオルタナティブ投資会社の世界的大手で、運用資産は580億ドルを超えます*。米国のマイアミを本拠とし、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、アトランタにオフィスを置くほか、ロンドン、ハンブルク、マドリード、ミラノ、パリ、ボゴタ、リオデジャネイロ、サンパウロに国際関連会社オフィスを有しています。HIGは、柔軟で経営重視のバリューアッド手法によるミドルマーケット企業へのデットおよびエクイティ資金の提供を専門としています。
- HIGのエクイティ・ファンドは、製造業・サービス業で収益性が高い企業と業績が低迷している企業両方のマネジメント・バイアウト（MBO）、資本再編、カーブアウトに投資します。
- HIGのデット・ファンドは、発行市場（直接オリジネーション）と流通市場の両方で、さまざまな規模の企業のシニア／ユニトランシェ／ジュニアデット・ファイナンスに投資します。また、HIGは上場BDCのホワイトホース・ファイナンスを運営しています。
- HIGの不動産ファンドは、資産運用手法の向上により利益を得ることができるバリューアッド不動産に投資します。
- HIGのインフラは、インフラセクターにおけるバリューアッド投資およびコアプラス投資に重点を置いています。
1993年の設立以来、HIGは世界で400社以上の企業に投資し、その運営に携わってきました。現在の投資先は100社を超え、その売上総額は520億ドルを超えます。詳細情報については、HIGのウェブサイトwww.higcapital.comをご覧ください。
*HIGキャピタルおよび関連会社が調達した資本総額に基づく。
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