台湾新竹--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 最先端ASIC設計サービスおよびIPを提供するファラデーテクノロジー(TWSE:3035)は、UMCの28nmテクノロジーにおけるSerDes IPと対応する高度なIP(IPA)サービスからなるSerDes(シリアライザ/デシリアライザ)トータルソリューションをリリースしたと発表しました。このIPAサービスには、IPサブシステムの設計サポート、PHYハードコア実装、パッケージとPCB設計を使用したシステムでのシグナルインテグリティ/パワーインテグリティ(SI/PI)解析が含まれます。
ファラデーは既にFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)用の量産ASIC、ホーム・ゲートウェイ、イーサネットスイッチ、SSD、産業オートメーション、5Gベースバンドおよびその他のアプリケーションにSerDesトータルソリューションを統合しました。
市場導入までの期間短縮を実現
シリコン実証済みのSerDes IPとファラデーのIPAサービスを組み合わせることで、顧客の市場導入を加速できます。IPサブシステムの設計サポート統合により、インターフェースプロトコルのIP検証 に必要な時間が短縮され、PHYハードコア実装により、顧客の構成に基づいたインターフェースの性能が確保されます。
一方、IPAサービスはPCBレイアウトのガイドラインを提供するとともに、SI / PI解析をサポートして、システムエラーなしでデータ転送の性能を向上させます。社内のIC自動試験装置(ATE)およびコンプライアンス測定装置を使用して、さまざまな温度で試験開始までの時間を短縮し、市場導入前のバグ修正を行うことができます。
「当社の新たに立ち上げたSerDesトータルソリューションは、顧客のASICインテグレーションを加速するように設計されています。当社のPCIe Gen-4 PCSとコントローラIPとの統合を実現したこのSerDes IPは、PCI-SIGによるコンプライアンス試験をパスしました。私たちは、SoC、高速IO、DDRインターフェース設計において20年以上の実績があり、ASICのを市場投入時間を短縮するための顧客サポートをよく理解しています。よって、トータルソリューションはSerDesが必要なアプリケーションにとって最も効率的で効果的な選択肢だと思います」と、ファラデーの最高執行責任者フラッシュ・リンは述べています。
- UMCの28nmテクノロジーにおけるファラデーの SerDes IPは次の基準に準拠
- PCIe Gen2/3/4プロトコル
- イーサネット: 10G-KR, 40G-KR4/CR4、1000Base/SGMII
- xPON: 10GEPON, EPON, XGPON, XGSPON, GPON
ファラデー社の御紹介
ファラデーテクノロジーは先進のファブレスASICおよびシリコンIPのプロバイダーです。当社の幅広いIPポートフォリオにはI/O、セル・ライブラリ、メモリ・コンパイラ、ARM互換CPU、LPDDR4/4X、DDR4/3、MIPI D-PHY、V-by-One、USB 3.1/2.0、10/100イーサネット、ギガビット・イーサネット、SATA3/2、PCIe Gen4/3及びプログラマブル28G SerDesなどが含まれます。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本と中国を含む世界にサービスおよび技術サポートの事務所を持っています。ファラデーは台湾証券取引所にて上場しており登録番号は3035です。詳細は下記にアクセスしてご覧ください。www.faraday-tech.com