米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は第17回 年次環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書を発表し、持続可能な地球づくり、インクルージョンの推進、デジタルディバイドの縮小に焦点を当てる、責任ある企業としてのさらなる取り組みを示しました。最新報告書によると、テクノロジーの世界的大手であるレノボは太陽光発電への投資を拡大し、世界中の工場やオフィスに太陽光発電を設置することで発電量を2018/19年度以来3倍に増加させ、社会貢献活動への投資を拡大しました。社会貢献活動に約3000万米ドルを投資した結果、グローバルなプログラムやパートナーシップを通じて1600万人を超える人々に社会貢献を提供しました。
レノボのCEO兼会長のヤンチン・ヤンは「グローバル企業として、気候変動がステークホルダーに与える影響を目の当たりにしており、緊急に協力して対策する必要を認識しています。昨年度は喜ばしいことに、サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)が批准するネット・ゼロ目標である、2050年までのネット・ゼロ・エミッションの達成が認められ、ネット・ゼロ基準において世界初となりました」と述べています。
持続可能性におけるレノボのリーダーシップは今年、ネット・ゼロ目標がサイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブに認められたことにより、さらに高まりました。レノボは2030年に向けた排出削減の短期目標を順調に進めており、その中にはスコープ1、2(温室効果ガスの50%削減)や、スコープ3(排出原単位を購入品およびサービスから66.5%、販売品から35%、上流の輸送と流通から25%削減)が含まれています。レノボはサプライヤーと協力し、従来排出カテゴリーで最大の割合を占め、複雑でグローバルなサプライチェーンにおいて追跡することが難しいスコープ3(バリューチェーン)の排出削減に取り組んでいます。
レノボの基盤には、製品やサービスの持続可能性を高める全体的なイノベーションの伝統があります。2022/23年度に、レノボは使用済みIT製品や電子機器に由来する「クローズド・ループ」リサイクル品を取り込んだ製品の数を継続的に増やすことで、循環型経済への移行を続けました。レノボの報告によると、約300(298)製品に使用済みIT製品や電子機器からリサイクルされたプラスチック部品が含まれています。たとえば、CES 2023で発表したラップトップPC ThinkPad X1では、バッテリー筐体に最大97%の消費者使用済み(PCC)プラスチックが含まれており、スピーカー筐体とACアダプターには最大95%のPCCプラスチックが含まれています。
レノボの労働力はジェンダー・インクルージョンにおいて業界随一1です。全体の37%が女性で、技術的なロールでは28%が女性です。レノボの女性昇進への取り組みに関しては、2025年までに女性役員比率を27%にする目標(現在は21%)が認められ、ブルームバーグのジェンダー平等指数で4度目の掲載が行われました。レノボのダイバーシティとインクルージョンに対する価値観は世界中のオフィスや地域にて、17の従業員リソース・グループによる主導のもと実践されています。これらのグループはそれぞれの地域のダイバーシティ・セグメント特有のニーズに合わせてカスタマイズされており、現在の主力従業員で構成されており、キャリアについて間もない人材(Rising Employees At Lenovo)もいれば、職場で親をサポートする人や、社会的地位の低い背景を持つ人々のキャリア開発を助ける人もいます。レノボの従業員のインクルージョンに対する取り組みは、フォーブス誌、障がい者インクルージョン指標(DII)、ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団の企業平等指数でも評価されています。
2022/23年度、レノボ財団が主導するレノボのグローバル社会貢献活動は前年比で増加し、世界中のコミュニティで3000万米ドルを超えるチャリティー効果を実現しました(資金投資、製品、ボランティア時間の概算)。レノボ財団は社会的地位に恵まれない人々に力を与えることに注力しており、戦略的パートナーシップ、TransforMeスキル助成ラウンドなどのプログラム、「奉仕月間に愛をこめて」などの従業員ボランティアを通じて、テクノロジーやSTEM教育へのアクセスを助けています。
レノボはネット・ゼロへのジャーニーを進め、労働環境やコミュニティにおいてさらなるインクルージョンを推進しつつ、最高水準の倫理とコンプライアンスで世界的な事業を運営することに注力しています。レノボは今年、グローバル・サプライチェーンでランクを上げ、ガートナーの「グローバル・サプライチェーン・トップ25」で8位に選ばれました。さらに、レノボのESGプログラムはCDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)、香港会計師公会でも評価されています。
以上が、レノボの会計年度2022/23年を対象とした第17回年次ESG報告書です(2022年4月1日から2023年3月31日まで)。
レノボのESGによる世界的および地域的な影響の詳細は、インタラクティブ・マップ(こちら) をご覧ください。
1 内部のテクノロジー業界競争ベンチマークによる。
レノボについて
レノボ (HKSE:992/ADR:LNVGY) は売上高620億米ドルの大手テクノロジー企業で、フォーチュン・グローバル500で171位にランクされています。世界中に7万7000人の従業員を擁し、180の市場で数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは「すべての人に、よりスマートなテクノロジーを」という強固なビジョンに焦点を当て、世界最大のPC企業としての成功を起点に、サーバー、ストレージ、モバイル、ソフトウェア、ソリューション、サービスなどの「新しいIT」テクノロジー(クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンス)の発展を推進する成長分野へ進出しています。レノボの世界を変えるイノベーションとともに、この変革は世界中のすべての人にこれまで以上に包括的で信頼できる、そしてよりスマートな未来を実現します。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。ストーリーハブでは、最新のニュースをご覧いただけます。
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