上海--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 中国VeriSilicon（688521.SH）は、Bluetooth Low Energy（BLE）ソリューションが、Bluetooth SIGが発行するBluetooth 5.3認証に合格したことを発表しました。この完全なBLEソリューションは、VeriSiliconが自社開発した無線周波数（RF）IP、ベースバンドIP、ソフトウエアプロトコルスタックを統合し、Bluetooth Core Specification（コア仕様）Version 5.3に準拠するワンストップソリューションを提供します。これは、工業、自動車、スマートホーム、スマートシティ、医療など、複数のIoT分野に対応し、設計時間の大幅な短縮、リスクの軽減、コストの削減、製品の市場投入までの時間の短縮を可能にするなど、様々な形で顧客を力強く支援します。
Bluetooth Core Specification Version 5.3は、BLE仕様に低レート接続、定期的な広告、チャンネル分類などの機能強化をもたらし、Bluetooth対応製品の無線共存とセキュリティーを向上させます。VeriSiliconの完全なBLEソリューションは、22nm FD-SOIプロセスノードをベースとしており、RFトランシーバIPの受信感度は-96dBm以下に達し、送信機は最大送信電力+10dBmを提供します。このソリューションは、低消費電力のデジタルベースバンドを搭載し、システムの平均消費電力を効果的に削減する複数レベルの省電力モードをサポートしています。さらに、プロトコルスタックソフトウエアはBQB認証を取得しており、他のBluetooth機器とのシームレスな接続を確実にし、次世代BluetoothオーディオであるLow Energy Audioの一般的なオーディオフレームワークをサポートします。このソリューションは、ArmやRISC-V（リスクファイブ）など、様々な主要な組み込みプロセッサーのアーキテクチャやオペレーティングシステムをサポートし、包括的なソフトウエア開発キット、ソフトウエアリファレンスデザイン、テストツールが付属しており、非常に柔軟な構成が可能です。
認証された完全なBLEソリューションは、VeriSiliconのIoT無線接続プラットフォームにおいて重要な役割を果たします。VeriSiliconは、22nm FD-SOIプロセスノードおよびその他のプロセスで、IoTアプリケーション向けの低消費電力かつ高性能なRF IPおよびベースバンドIPを複数開発し、Bluetooth、Wi-Fi、セルラーIoT、マルチモードGNSSなどの多様な無線技術規格をサポートしています。これらのIPは、現在量産中の幅広い顧客のSoC設計に組み込まれ、成功を収めています。
「当社の完全なBLEソリューションがBluetooth 5.3認証を取得したことは、VeriSiliconが無線接続技術に関する高度で包括的な設計能力を有していることを完全に表しています。このソリューションに基づき、当社は国際的な大手MCUメーカーと戦略的パートナーシップを築き、すでに私たちの協力に基づく低消費電力MCU製品を投入しています」と、VeriSiliconのシニアバイスプレジデント兼カスタムシリコン・プラットフォーム部門担当ゼネラル・マネジャーであるワイズウェイ・ワン（Wiseway Wang）は述べています。「IoT分野における多様なアプリケーションシナリオに対応するため、VeriSiliconは、デュアルモードBluetooth、BLE、NB-IoT、マルチチャンネルGNSS、802.11ahなどをサポートする強固なRF IP製品ポートフォリオとプラットフォームソリューションを開発しました。当社のRF IPはすべて、テストチップで正常に検証されています。今後、VeriSiliconは、IoT無線接続技術に関する展開をさらに深め、さらに幅広いIoTアプリケーションシナリオをサポートしていく予定です。」
VeriSiliconについて
VeriSilicon Microelectronics (Shanghai) Co., Ltd. (VeriSilicon, 688521.SH)は、自社開発の半導体IPを活用したプラットフォームベースの全方位型ワンストップ・カスタムシリコン・サービスおよび半導体IPライセンスサービスを顧客に提供することに取り組んでいます。詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください：www.verisilicon.com
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