スイス・ダボス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 各国の首脳、社会科学者そして実業界の人々が今年の世界経済フォーラム(WEF)年次総会に集まる中、「分断された世界における協力の姿」という主要テーマがMENAの金融サービス業界ステークホルダーの反響を呼びました。
UAEを本拠とするルル・フィナンシャル・ホールディングスおよびイーストネッツは、金融包摂を実現する上でのコンプライアンスを確保したテクノロジーの役割に関して特別イベントを開催しました。
ルル・フィナンシャル・ホールディングスのマネジングディレクターのAdeeb Ahamed氏は、協競争(つまり協業を通した競争)において、政府、フィンテックそして従来のプレーヤーを含むすべてのステークホルダーの集団的行動が必要であると述べました。
氏は、会社が互いのメリットを活用する上でのコンプライアンスを完全に確保したソリューションの役割を強調し、「相互運用可能なソリューションの基礎は、規制を遵守して相互に関係する組織のためにプロセスを単純化できる完全法令遵守プラットフォームに依存します。消費者行動がさらなる進化を遂げ、正当なデータ所有権を保証するための規制が設けられるにつれて、このようなプラットフォームの意義は大きくなっていきます」と述べました。
分野専門家のイーストネッツ創立者・最高経営責任者(CEO)のHazem Mulhim氏、ルル・フィナンシャル・ホールディングス最高コンプライアンス責任者のChristos Christou氏、そしてダウ・ジョーンズ リスク&コンプライアンスのゼネラルマネージャーのJoel Lange氏は、金融サービス、とりわけクロスボーダー送金の欠陥を補うコンプライアンスの役割を話題にしました。
Christos氏は、コンプライアンスを確保したシステムの戦略的役割が重要性を増しており、ルル・フィナンシャル・ホールディングスのような会社がフィンテックや従来のプレーヤーに対してプラットフォーム・ベースのサービスを提供し、アンダーバンクト層と技術的に進んだ金融商品との橋渡しをしていると述べました。
イーストネッツ副最高経営責任者(CEO)のDeya Innab氏は、責任ある持続可能な包摂を呼び掛け、締めの言葉の中で、デジタル金融サービスへのアクセスは金融の安定性を生み出すべきであり、債務の罠の状態につながるものであってはならないと述べました。「金融包摂は消費者ニーズおよび金融教育によって支えられ、詐欺、データ・プライバシーの問題そして金融犯罪から守られるべきです。」
当セッションには、UAE経済大臣のH.E. Abdulla Bin Touq Al Marri氏、ルル・グループ・インターナショナル会長兼マネジングディレクターのMA Yusuff Ali氏、Burjeel Holdings創立者・会長のShamsheer Vayalil氏、IMTF会長のMark Büsser氏、E&グループCEOのHatem Dowidar氏、そしてRipple Services上級副社長のBrooks Entwistle氏をはじめとするUAE政府や金融業界の要人が参加しました。
*配信元:AETOSWire
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