イスタンブール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的な影響力を持つ遺産を構築する新世代の非政府組織「世界中のイスラム教徒プロジェクト」(MATWプロジェクト)は、若くして癌で他界したアリ・バナットによって創設されました。その貢献を認め、社会に大きく貢献する人々を称える組織であるTRTワールド・シティズン賞は、アリ・バナットに生涯功績賞を授与しました。アリ・バナットの友人でMATWプロジェクトのCEOのマフムード・イスマイルが、11月25日にイスタンブールで開催された式典で、トルコの国営放送局TRTが運営する国際的な英語放送局であるTRTワールドから賞を受け取りました。
アリ・バナットはアラブ系オーストラリア人の実業家で、警備・電気会社を所有していましたが、癌との闘病の末に2018年に他界しました。2015年10月に癌と診断された後、アリ・バナットは財産のすべてを慈善事業に寄付し、MATWプロジェクトを設立しました。
マフムード・イスマイルは、この賞について次のように考えを述べています。「私たちはアリ・バナットを亡くしましたが、バナットが遺したものは、バナットが世界と慈善事業のために行ったことの中に生き続けています。オーストラリアを拠点とするバナットのMATWプロジェクトは、世界中の多くの国、特にアフリカで力強いプレゼンスを持ちながら、事業を継続しています。TRTワールドがMATWの世界への貢献を認め、創設者のアリ・バナットにこの賞を授与してくださったことに感謝します。」
今年、TRTワールド・シティズン賞は3回目となる授賞式を開催しました。授賞式には、政治、学術研究、芸術、エンターテインメント、人道支援、ビジネスなど、社会のさまざまな分野の人々が世界中から多数出席しました。
非営利団体であるMATWプロジェクトは、アリ・バナットが遺したものを大切にし、世界中でプラスの変化に貢献しています。ソーシャルメディアで77万4000人の支持者を数えるMATWプロジェクトは、水不足を補うためにアフリカに950本を超える井戸を建設し、1000人以上の孤児を支援し、300万人以上の人々の生活に影響を及ぼしてきました。
MATWプロジェクトは、100%寄付に基づいて運営されており、つまり、寄付された金額はすべて困窮する人々にもたらされています。そして、バングラデシュ、パキスタン、パレスチナ、イエメン、シリア、アフガニスタンなどの国々で人道支援を提供しています。また、困難な生活環境において、避難所、水へのアクセス、教育、ガイダンスのサービスも提供しています。
イスマイルは、持続可能なモデルを通じて寄付の影響を最大化したいと説明し、次のように述べてスピーチを締めくくっています。「MATWプロジェクトでは、信頼性、効率性、持続可能性、影響力、信念という価値観に触発されて、人間の尊厳と両立し得る公平で公正な生活環境の構築に努めています。TRTワールドから当組織の創設者アリ・バナットに贈られたこの生涯功績賞が、世界中のより多くの人々に伝わることによってMATWプロジェクトの活動への認識がさらに高まることにつながることを願っています。」
当組織のウェブサイト(https://matwproject.org)をご覧ください。
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