アトランタ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ザ コカ・コーラ カンパニー(NYSE: KO)は、本日付けでジェームズ・クインシーを社長兼最高執行責任者(COO)に任命したと発表しました。クインシーは社長兼最高執行責任者(COO)として、当社の世界各地の事業部すべてに責任を持ちます。クインシーは、会長兼最高経営責任者(CEO)のムーター・ケントの下で勤務します。
クインシー(50歳)はコカ・コーラ勤続19年のベテランで、2013年より欧州連合(EU)および欧州自由貿易連合(EFTA)の加盟国とバルカン半島諸国を含む38カ国で構成されるザ コカ・コーラ カンパニー欧州グループ社長を務めてきました。当社で最も収益力のある事業グループである欧州グループはクインシーの主導の下、ブランドポートフォリオを戦略的に拡大し、欧州地域での事業活動を改善してきました。こうした活動が、不安定で長らく低迷している欧州経済の状況にも関わらず、売上成長率を堅調に押し進め、総合ノンアルコールRTD(NARTD)飲料分野トップのマーケットシェアを拡大させました。
またクインシーは最近発表されたコカ・コーラ・エンタープライジズ、コカ・コーラ・アイベリアン・パートナーズ、Coca-Cola Erfrischungsgetranke AGの合併提案を率いる上で重要な役割を担いました。合併により、純売上高ベースで世界最大の独立系コカ・コーラ・ボトラーが誕生することが見込まれています。
会長兼最高経営責任者(CEO)のムーター・ケントは、次のように述べています。「クインシーはおよそ20年間にわたり、戦略、事業運営、商業的成果の面で目覚ましい業績を築いてきました。信頼のおける優れたリーダーとして実績を持つクインシーは、この役職に就くことで、従業員の能力を開発し、チームの意欲を向上させる素晴らしい評判どおりの働きをしてくれるでしょう。世界的システム全体、特に欧州と中南米におけるその豊かな経験は、2020年ビジョンと以前に公表した5つの戦略的アクションを通じて当社が成長を加速し続ける上で、価値ある資産となるに違いありません。クインシーはコカ・コーラが育んできた豊富な人材という強みを象徴する存在であり、重要な時期に彼がこの中核となる役職に就任してくれたことは、これ以上ない喜びです。」
ザ コカ・コーラ カンパニー取締役会の独立筆頭取締役のサム・ヌンは、次のように述べています。「当社取締役会は全員一致で、幹部職としての経験、ならびにその戦略的思考と結果を出す確かな能力により、ジェームズ・クインシーはコカ・コーラの戦略上の優先事項を実行し、持続可能な成長を促進するのに最適な人材であるという合意に達しています。さらにクインシーはケントの技量と能力を補えることから、当社の成長プランの発展に取り組む上で、強力なチームが誕生すると期待しています。」
クインシーの下で勤務するのは、ボトリング投資・サプライチェーン担当社長のイリアル・フィナン、北米グループ社長のJ・アレクサンダー(サンディー)ダグラス・ジュニア、中南米グループ社長のブライアン・スミス、アジア太平洋グループ社長のアトゥル・シン、ユーラシア・アフリカグループ社長のネイサン・カルンブ、グローバル・ビジネス・サービシーズ担当上席副社長のハリー・アンダーソンです。また当社の戦略的投資パートナーシップを統括するデリク・ヴァン・レンズバーグとダグ・ジャクソンの幹部2人もクインシーの下で勤務します。西ヨーロッパ事業部社長のダン・セイヤー、および中・南ヨーロッパ事業部社長のニコス・クメティスは引き続き、クインシーの下で勤務します。
クインシーは、次のように述べています。「この役職をお引き受けすることを、とてもうれしく光栄に思います。そして、ケント会長および有能な上級幹部チームと協力して、2020年ビジョンを実現し、すでに概要をお話しした戦略的アクションを促進して、当社と世界各地のシステム全体の成長を活気づける貢献を果たせることを、楽しみにしています。」
クインシーの就任と時を同じくして、コカ・コーラ・インターナショナルの執行副社長兼社長のアーメット・ボーザーは、コカ・コーラ・システムでの25年に渡る優れた功績を残して退職します。ボーザーは移行を円滑に進めるために2016年3月までコカ・コーラに在籍し、主な戦略的イニシアチブに関してムーター・ケントと当社へのアドバイザーを務めます。
ケントは、こう述べています。「コカ・コーラでの20年以上に及ぶキャリアの中で、ボーザーは当社システムに対して数え切れないほどの貢献を果たしてきました。コカ・コーラ・インターナショナル社長として、最近行われた国際事業の合理化とアフリカおよび西ヨーロッパでの主なボトリング事業の改革の両方を率い、活躍しました。加えて、ユーラシアとアフリカの主要な成長市場の多くで持続的な成長を導き、重要な市場であるアジア太平洋市場の活性化で重要な役割を果たしました。」
「ボーザーはコカ・コーラの理想的なリーダーであり続けてきました。高潔で知性的な素晴らしい人格を持つリーダーとして、システム全員の記憶に残るでしょう。彼は長い間、私が尊敬するとても大切なビジネスパートナーでした。また私にとって素晴らしい友人でもあり、これからも友情は続いていくでしょう。将来に渡る、ボーザーとご家族のますますのご発展とご多幸をお祈りしています。」
ボーザー(55歳)のコカ・コーラでのキャリアは1990年にアトランタで始まりました。彼は会計監査マネジャーとして入社し、その後コカ・コーラ・システム中で、コカ・コーラ・ボトラーズ・オブ・トルコ(現Coca-Cola Icecek A.S.)のマネジング・ディレクター、ユーラシアグループ社長、90カ国以上の事業活動を統括したユーラシア・アフリカグループ社長をはじめとする数々の幹部職を歴任しました。ボーザーは2012年にコカ・コーラ・インターナショナル社長に任命されました。
コカ・コーラ入社以前には、アトランタのクーパーズ&ライブランドで5年に渡り監査、コンサルタント、経営管理職などさまざまな役職を務めました。ボーザーは米国のジョージア州立大学の企業情報システム修士号と、トルコ・アンカラの中東技術大学の経営管理学士号を取得しています。
ジェームズ・クインシーについて
クインシーは欧州グループ社長に先立ち、北西ヨーロッパ・スカンジナビア(NWEN)事業部社長を2008年から2012年まで務めました。この間の数々の実績の中でも特筆すべきなのは、2009年のイノセント・ジュースの買収を率いたことです。イノセントは今では14カ国以上で販売され、当社の10億ドルブランドへの道を邁進しています。
2005年から2008年までは、メキシコ事業部社長を務めました。メキシコ事業部在任中、コカ・コーラブランドのマーケットシェアを拡大し、コカ・コーラ ゼロの再発売やフーゴ・デ・バジェの買収により当社ポートフォリオを広げました。フーゴ・デ・バジェは年間売上高が10億ドルを超える当社20ブランドの1つで、現在16カ国で販売されています。
クインシーは1996年にアトランタで中南米グループの研修戦略ディレクターとして当社に入社し、中南米で責任を増しながら事業運営に関する役職を歴任し、2003年には南ラテン事業部社長に任命されました。南ラテン事業部在任中、ブランド、パッケージ、価格、チャネルに関する戦略の開発と実行を成功させる上で貢献しました。これらの戦略は今、世界のコカ・コーラ・システム中でさまざまな形で再現されています。
コカ・コーラ入社以前には、ベイン・アンド・カンパニーとマッキンゼーから独立したカルチャス・グループの戦略コンサルタントのパートナーを務めていました。英語とスペイン語の2カ国語を操るクインシーは、リバプール大学で電子工学学士号を取得しました。クインシーは今秋、ロンドンからアトランタに転居します。
ザ コカ・コーラ カンパニーについて
ザ コカ・コーラ カンパニー(NYSE: KO)は、500個を超える炭酸・非炭酸飲料ブランドで消費者にさわやかさをお届けする世界最大の飲料会社です。世界で最も価値の高い有名ブランドの1つである「コカ・コーラ」をはじめ、「ダイエット コーク」、「ファンタ」、「スプライト」、「コカ・コーラ ゼロ」、「ビタミンウォーター」、「パワーエイド」、「ミニッツメイド」、「シンプリー」、「ジョージア」、「デル バレ」などのブランドで200億ドルの売り上げを上げています。当社は、炭酸飲料、RTDコーヒー飲料、果汁・低果汁飲料を提供する世界第1位の飲料メーカーです。世界最大の飲料流通システムを通じて、200カ国以上の消費者が毎日19億杯の当社製品を愛飲しています。ザ コカ・コーラ カンパニーは、持続可能な地域社会の構築を目指してたゆまぬ努力を重ねており、環境フットプリントの削減、活動的で健康的な生活の支援、当社社員のための安全で受容的な労働環境の構築、そして事業を展開する地域社会の経済発展の促進のための活動に力を注いでいます。ボトラー各社を合わせたコカ・コーラシステム全体で70万人を超える従業員を擁する当社は、世界の上位10社に挙げられる民間企業です。詳細については、「コカ・コーラ・ジャーニー」(www.coca-colacompany.com)をご覧ください。ツイッター(twitter.com/CocaColaCo)で当社をフォローしてください。あるいは当社のブログ「コカ・コーラ・アンボトルド」(www.coca-colablog.com)をご覧になるか、リンクトインをご利用の方は、www.linkedin.com/company/the-coca-cola-companyをフォローしてください。
将来予想に関する記述
本プレスリリースは、米国連邦証券法に定義されている「将来予想に関する記述」である記述、推定、予測を含みます。一般的に、「考えます」、「予想します」、「意図します」、「推定します」、「期待します」、「予測します」、「予定です」などの文言および同様の表現は将来予想に関する記述を特定するものであり、通常の場合、その性質上歴史的事実ではありません。将来予測に関する記述は一定のリスクおよび不確定要素の影響を受け、それらによって実際の結果がザ コカ・コーラ カンパニーの過去の経験および現在の予想または予測から大幅に異なる場合があります。こうしたリスクには、肥満問題、水不足および水の品質劣化、消費者の嗜好の変化、市場競争力の激化、食品の安全性と品質に対する懸念、非栄養性甘味料やバイオテクノロジー由来物質など特定の原料および当社飲料製品や包装材料に存在する他の物質が健康上の悪影響を招くという認識、食品への需要増加および農作物の生産性の低下、小売環境の変化あるいは主要な販売または食品サービス顧客の損失、新興・開発途上市場で事業展開を拡大できない可能性、外国為替レートの変動、利率の上昇、ボトラー各社との良好な関係を維持できない可能性、ボトラー各社の財務状況の悪化、所得税率の上昇・所得税法の変更・税務に関する不利な決議、米国または他の主要市場での間接税の増税または新たな課税、エネルギーまたは燃料の原価上昇・供給の中断・不足、材料や他の原料または包装資材の原価上昇・供給の中断・不足、飲料容器および包装に関連する法律および規制の変更、大幅なラベル表示または警告の要件の追加または当社製品の入手可能性の制限、サービス中断・データの不正流出・セキュリティー侵害から当社情報システムを守れない可能性、不利な米国全体の経済状況、不利な国際市場の経済的・政治的状況、訴訟または法的手続、悪天候、気候変動、製品の安全性または品質・人権および職場での権利・肥満その他の健康問題に関する悪評に起因する当社ブランドのイメージの毀損および企業の評判の失墜(根拠のない場合も含む)、当社製品または当社の事業運営に適用される法律および規制の変更または法律および規制の違反、会計基準の変更、当社全体の長期的成長目標を達成できない可能性、世界の信用市場の状況の悪化、一社または複数の取引先金融機関による債務不履行またはこうした金融機関の倒産、以前に発表した成長活性化の施策を適時に実行できない、またはこうした施策により見込まれる経済的利益を実現できない可能性、キューリグ・グリーン・マウンテン社およびモンスター・ベバレッジ社との戦略的パートナーシップにより見込まれた利益の大部分の未達成、団体協約を納得できる条件で更新できない可能性あるいは当社またはボトラー各社がストライキ・作業休止・労働争議に直面する可能性、将来の減損損失、将来の複数事業主年金に対する負担債務、当社が所有・管理するボトリング事業の統合・合併に失敗する可能性、生産性イニシアチブのマイナスの結果を無事に処理できない可能性、世界的または地域的な惨事、および2014年12月31日を末日とする年度のフォーム10-Kによる年次報告書や、その後に提出したフォーム10-Qによる四半期報告書として当社が証券取引委員会(SEC)に提出し、SECから入手可能な書類に記載されているその他のリスクを含みますが、これらに限られません。将来予想に関する記述は、記述を行った日付時点についてのみ言及しており、過度な信頼を寄せるべきではありません。ザ コカ・コーラ カンパニーは、将来予想に関する記述を公に更新または訂正する義務は負いません。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。