シンガポール & サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- クラウドサービスコマースのリーダー企業のアップダイレクト(AppDirect)は本日、シンガポールにアジア太平洋本社を新設し、日本にも営業所を開設したと発表しました。これら新営業所の開設を機に、当社はすでにアジア太平洋地域で信頼されているプロバイダーとの提携関係拡大に取り組み始めています。アップダイレクトのプラットフォームを活用して、アジア太平洋地域で企業顧客にクラウドサービスを販売するサービスプロバイダーが急増している中で、フィリピンの大手電気通信企業のグローブ・テレコムが、アップダイレクトの最新のパートナーとして加わりました。
グローブ・テレコムの最高戦略責任者(CSO)で国際・ビジネス市場担当最高執行責任者(COO)のGil Genio氏は、次のように述べています。「クラウドは、世界中の消費者と企業がソフトウエアを販売・使用する方法を変革しました。アップダイレクトとの提携により、当社のお客さまが不可欠のビジネスアプリケーションをグローブ・アップマーケット(Globe AppMarket)で容易に検索・試用・購入・管理できるよう、手助けする力を得ることになります。」
グローブ・アップマーケットはクラウドベースのビジネスソリューションのスイートで、一元的なSaaSポータルで購入可能となっており、ローカルハードウエアを所有する余分な費用が不要になります。これらのビジネスグレードのサービスは、セキュリティー、冗長性、顧客サービスのニーズに対応できるため、選定されてきました。グローブ・アップマーケットは現在、CRM、ウェブ会議、マーケティング/eマーケティング、オンラインストレージなど、多数のSaaSアプリケーションを提供しており、今後もアプリの数は増えていきます。
さらにアップダイレクトはマイクロソフトの優先イネーブルメント・パートナーであるため、当社のアジアにおける拡張は、同地域でマイクロソフトのクラウドサービス事業を成長させるための重要な要因となります。
マイクロソフトのアジア太平洋ホスティング/クラウドサービス担当シニアディレクターのジェームズ・アン氏は、次のように述べています。「アップダイレクトは、マイクロソフトのクラウドサービスを世界各地で販売するための重要なパートナーとして、その地位を確立しています。同社がアジアで事業を拡張することで、当社は急成長中の巨大市場でOffice 365やクラウドソリューションの全ポートフォリオを提供できるようになり、両社の提携をさらに強化できる素晴らしい機会となります。」
また、ニュージーランド有数の技術・電気通信プロバイダーであるスパーク・デジタルもアップダイレクトと提携して、同国初のビジネスアプリ・マーケットプレイスを開設しました。
ニュージーランド有数の技術・電気通信プロバイダーのスパーク・デジタルでマーケティング担当ヘッドを務めるマーク・レッドグレーブ氏は、次のように語っています。「アップダイレクトと協力することで、完全に統合されたSaaSマーケットプレイスをニュージーランドで初めて提供することができました。当社はより多くの企業がデジタルの潜在力を解き放てるように傾注していますが、この提携によってこうした取り組みが強化されます。企業はスパーク・デジタル・アプリ(Spark Digital Apps)によって、1回のログインと一括支払いで、必要なソフトウエアを購入・管理できます。」
アジアのクラウドサービス市場は2015年だけで30億ドルを超える見込みであり1、アップダイレクトの拡張により、同地域のあらゆる規模の企業が信頼できる現地のプロバイダーを通じて、Microsoft Office 365、Box、DocuSignなど、必要なアプリケーションやサービスを入手できるようになります。
同地域におけるアップダイレクトのその他の提携企業として、一流技術企業のサムスンや、オーストラリア最大の電気通信・メディア企業のテルストラがあります。テルストラは7月に、アップダイレクトのチームの全面的な支援の下、50万人超の同社ユーザーをアップダイレクトの力を活用したテルストラ・アプリ・マーケットプレイス(Telstra Apps Marketplace)に移行し、市場投入期間を飛躍的に短縮しました。
アップダイレクトの世界販売・戦略的パートナー担当バイスプレジデントで、生粋のオーストラリア人のリチャード・ダフティーは、次のように述べています。「アジア太平洋市場は当社の事業で戦略的な意味を持っています。当社は、同地域のサービスプロバイダーに一流のクラウドコマースプラットフォームを提供して、Microsoft Office 365のような非常にニーズの高いクラウドサービスを集約・販売できるようにすることに、大きな期待を感じています。アップダイレクトのビジョンは、企業が生産性を改善できるクラウドサービスを発見・購入・使用できるようにして、アジア経済を促進することです。」
アップダイレクトのアジア太平洋地域におけるプレゼンス強化のニュースは、当社が欧州で事業を急拡大していることに続くものです。アップダイレクトはミュンヘン、パリ、ロンドンに営業所を構え、欧州大陸のパートナーにサービスを提供しています。アップダイレクトはアジアでの事業拡大に加え、中南米でも近々、事業を拡大する計画です。
アップダイレクトのアジア太平洋地域における取り組みは、当社の地域ディレクターのリンカーン・J・リンカーンが主導します。リンカーンはEMCとシマンテックに在職中、同地域で12年勤務した経験があり、こうした経験を生かします。アジア太平洋地域のサービスプロバイダーで、アップダイレクトとの提携に関心がある企業は、こちらからアップダイレクトにお問い合わせください。
アップダイレクトについて
アップダイレクトはクラウドサービスコマースのリーダー企業として、ソフトウエアと製品を世界中で利用可能にしています。アップダイレクトのクラウドサー ビス向けコマースプラットフォームは、単独のエコシステムによってクラウドサービスのプロバイダー、開発者、消費者を結びつけています。これにより、企業 は集中的拠点から簡単にクラウドサービスの発見・購入・管理・監視が行えるため、クラウドサービスを流通・販売・マーケティングする新たな機会を提供して います。アップダイレクトを利用したマーケットプレイス、請求、配信、再販サービスは、サムスン、テレストラ、ドイツテレコム、ADPなどのプロバイダー が、マイクロソフト、グーグル、ボックスなどのソリューションを何百万人もの企業に提供する上で役立っています。アップダイレクトはサンフランシスコに本社を置き、世界各地に営業所を構えています。詳細については、www.appdirect.comをご覧ください。
1 IDCの「アジア太平洋(日本を除く)における2012〜2016年のクラウドサービス市場分析・予測」、IDCの「日本のパブリックITクラウドサービス:2013〜2017年の予測と2012年の総括」(IDC Asia/Pacific (Excluding Japan) 2012–2016 Cloud Services Market Analysis and Forecast & IDC Japan Public IT Cloud Services 2013–2017 Forecast and 2012 Review)
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