ジャージー島セントヘリア--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- O3bネットワークスは本日、パラオ国立通信公社（PNCC）にさらなるトランキングサービスを提供する複数年契約を発表しました。PNCCがO3bサービスのアップグレードを決定する以前、2015年1月にPNCCがPalauCel 3Gサービスを開始しています。
PNCCは2014年10月にO3bTrunkサービスの利用を開始しました。PNCCはO3bの低遅延サービスにより、2015年1月にPalauCel 3Gモバイルデータサービスを開始して、拡大を続ける加入者基盤に固定・モバイルの両データサービスを提供できるようにしました。
PalauCelは2G/EDGEもサポートして、顧客が3G対応スマートフォンにアップグレードする以前にも、既存の携帯電話を使用してデータサービスを利用できるようにしています。
西太平洋に位置するパラオは、ミクロネシア諸島の一角を占め、人口2万1000人が広く250以上の島々に暮らしています。
O3bの衛星は従来の静止衛星よりも地球に近く、これらの衛星を活用することで、ユーザーにとって、遅延が低減し、インターネット速度が向上するとともに、音声／ビデオ品質が改善します。O3bの次世代IPトランキングソリューションは、既存のリンク能力を増強するもので、ファイバーサービスの求めやすさと低遅延に対抗できます。
PNCCゼネラルマネジャーのPaul Kingzio氏：
「私たちは、O3bのネットワークで可能となった当公社のPalauCel 3Gモバイルデータサービスに対する反響に喜んでいます。当公社は一貫して顧客のためにより良い新サービスを追求しており、増大する加入者ニーズに対応できるよう、信頼性と拡張性のある接続能力を必要としています。」
O3bアジア太平洋・中東担当副社長のイムラン・マリク：
「当社は、PNCCがO3bサービスを高く評価したことを非常にうれしく思います。その結果、PNCCは当初の設置から直後に能力を増強することとなります。PNCCが能力を増強することで、太平洋地域におけるO3bの業界有数のプレゼンスがさらに高まり、当地域で高速の衛星接続を求める際に頼りになる企業としての当社の地位が固まります。O3bのお客さまでサービスを開始して直ぐに帯域幅コミットメントを更新するところが増えていますが、PNCCもそのような例です。エンドユーザーが接続性の改善を経験することになれば、必然的に帯域幅需要の急激な伸びにつながり、当社のお客さまの売上高に結実します。」
O3bネットワークスについて
O3bネットワークスは、新興市場の通信事業者、インターネットサービスプロバイダー、企業顧客や政府機関のために次世代の衛星ネットワークを運用する世界的な衛星サービスプロバイダーです。O3bのシステムは、世界をカバーする衛星と高速光ファイバーネットワークを組み合わせ、約180カ国の何十億の消費者や事業者に対し、安価で高速、低遅延のインターネット接続およびモバイル接続を提供しています。O3bネットワークスに投資している企業には、SES、グーグル、リバティ・グローバル、HSBCプリンシパル・インベストメンツ、ノースブリッジ・ベンチャー・パートナーズ、アレン・アンド・カンパニー、南アフリカ開発銀行、ソフィナ、サティヤ・キャピタル、ルクセンパートがあります。O3bネットワークスは、チャンネル諸島ジャージー島セントヘリアに本社を置いています。
パラオ国立通信公社について
パラオ国立通信公社（PNCC）はパラオ共和国の国立通信事業者で、国内外の通信サービスを担っています。PNCCは全国規模の包括的な通信サービスを掛けており、3万1000件の加入契約でインターネット、電話、PalauCel、デジタルTVを提供しています。太平洋地域で最高レベルの電話普及率を誇ります。
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