台湾・高雄 & パプアニューギニア・ウェワク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 豊群水産股份有限公司(FCF)は本日、海洋管理協議会(MSC)から認証を受けた太平洋諸島諸国(PNA)海域で獲れたカツオの初荷が、加工のためにパプアニューギニアに出荷されたことを発表しました。持続可能な漁獲は、この地域で初の試みです。
290トンのMSC認証を受けたカツオは、FCFと提携した巾着網漁船によって漁獲され、ウェワクに本社を置くFCF子会社のサウスシーズ・ツナ・コーポレーション(SSTC)が加工できるようマーシャル諸島共和国(RMI)のマジュロから運ばれました。
FCFによれば、SSTCは設備投資に350万米ドルを投じ、生産の能力を1日当たり160トンまで増やす計画です。
FCF最高経営責任者(CEO)のWHリーは次のように述べています。「FCFは30年以上にわたってPNA海域の漁業をリードしてきました。この投資によって当社の生産能力と持続可能な操業能力は進歩し、ウェワクには700件の仕事が新たに生まれます。」
今年1月、FCFはPNA海域で獲れたマグロ、カツオを取引する際にMSCの持続可能性基準を順守することを公約しました。この公約の下で、FCFは魚の捕獲、輸送、半製品と最終製品への加工について追跡可能性を確保し、報告を行っています。現在、FCFと提携した60隻以上の漁船がMSCの認証を受けています。
SSTC社長のマイク・マッカレーは次のように述べています。「SSTCのパプアニューギニア本社で持続可能な魚の加工を始めることができ、胸躍る思いがします。この環境的アプローチと地元の有力者たちとの戦略的提携は、ウェワクの経済を後押しするのみならず、太平洋諸島諸国が今後何世代にもわたって、持続可能で豊かな漁場を確保するためにも役立ちます。」
PNA漁業商務マネジャーのモーリス・ブラウンジョン氏は次のように述べています。「世界最大の持続可能なカツオ巾着網漁の本場として、私たちは長年この日を楽しみにしてきました。環境に配慮した倫理的な方法でPNAの魚を捕獲、加工、販売するFCFやSSTCのような会社と提携すること、そして魚が運送業者によって地元の工場に運ばれ、その地域で加工されるのを見ることは、常に喜ばしいものです。」
豊群水産股份有限公司について
豊群水産股份有限公司(FCF)は、世界最大級の水産商社であり、マグロ、カツオ食品の貿易と販売に40年以上の実績を持っています。FCFは顧客のサービスニーズに対応するため、世界各地に30以上の子会社、漁業拠点、海運業者を設立してきました。海産物の環境持続可能性を確保すべく、関連の政府・非政府組織と緊密に協力しています。当社の安全性と環境持続可能性への取り組みの詳細については、www.fcf.com.twをご覧ください。
サウスシーズ・ツナ・コーポレーションについて
サウスシーズ・ツナ・コーポレーション(SSTC)は、パプアニューギニアにある最先端のマグロ、カツオの加工施設です。台湾の豊群水産股份有限公司とパプアニューギニアの水産業者による合弁事業として設立されました。詳細については、www.southseastuna.comをご覧ください。
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