ユビセンスが自動車メーカーの柔軟性と効率を最適化するためのスマート・ファクトリー・アセンブリーを投入

仮想化ステーションとスマートデバイスの両製品が固定化ワークステーションを仮想化することで、メーカーはマスカスタマイゼーションのニーズに伴う複雑性がもたらす経費を削減可能に

英ケンブリッジ--()----(ビジネスワイヤ)-- エンタープライズ測位インテリジェンスソリューションのリーダー企業ユビセンス・グループ(AIM: UBI)は本日、スマート・ファクトリー・アセンブリー(Smart Factory Assembly)を投入しました。スマート・ファクトリー・アセンブリーは、世界中の自動車メーカーが組み立てラインにおける業務上の重大な問題に対応し、製造の複雑性に伴って上昇している経費を削減できるようにするものです。自動車メーカーはスマート・ファクトリー・アセンブリーにより、固定化ワークステーションから解放され、多品種大量生産の組み立てラインにおける複雑性の管理に必要な仮想化機能を取り込むことができます。こうしたレベルの柔軟性により、メーカーは目に見える経費削減、保証付きの生産性向上、品質改善、マスカスタマイゼーションを効果的に管理するための能力の獲得を実現できます。

大量生産におけるマスカスタマイゼーションによって、組み立て工場の複雑性のレベルに劇的な変化がもたらされました。今日の組み立て工場では、廃棄物を出さずに、あるいは品質で妥協することなく、製品多様性を管理するために、柔軟性と俊敏性が必要です。スマート・ファクトリー・アセンブリーは、以前であれば機械的制約の中で行われていたタスクを仮想化することで、諸プロセスを固定化ワークステーションから完全に切り離すための基盤を提供します。

フロスト&サリバンのシニアリサーチアナリストを務めるSrikanth Madapura Shivasamy (M.S.)氏は、次のように述べています。「複雑な製造/組み立てラインがIoT(モノのインターネット)技術・ソリューションの取り込みと結び付いたことで、柔軟性と俊敏性のある業務が必要となりました。こうした業務は、以前であれば固定的なワークステーションと組み立てセルによって制約されていました。ユビセンスは、顧客ニーズに合わせて迅速なマスカスタマイゼーションに対応できるソリューションとして、仮想化ワークステーションとインテリジェント測位管理システムで構成される魅力的なソリューションを開発しました。」

ユビセンス・スマート・ファクトリー(Ubisense Smart Factory)は生産現場で実証済みの製造最適化ソリューションのポートフォリオで、メーカーが複雑性に伴う経費を削減できるよう、特別に設計したものです。スマート・ファクトリーはプロセスクリティカルな資産の正確な同定と測位を行うことで、業務認識、適応制御、データ駆使型の詳細な知見の入手をリアルタイムで実現します。スマート・ファクトリー・アセンブリー製品はユビセンスの測位インテリジェンスプラットフォームを活用することで、下記の2レベルでワークステーションを仮想化します。

  • 仮想化ステーションにより、手動・固定式の自動同定システムを排除することで、プロセス同定ポイントの再測位と再調整に伴う経費と負担をなくすことができます。仮想化ステーションは、ソフトウエアで容易に追加・移動できる仮想化車両識別トリガーを使用して動作することで、ラインの再調整中に新規プロセスを取り入れたり、既存タスクを移動させたりする必要性を大幅に簡素化できます。
  • スマートデバイスにより、車両の周囲に仮想化デバイス制御ゾーンを構成するソフトウエア定義ゾーンを創り出すことで、エラーと再作業を大幅に削減して、スループット向上につなげることができます。このゾーンは固定化ワークステーションが使用できる状況すべて、例えば無線ツールが動作できる領域を制御する状況で使用できます。しかし、ソフトウエア定義デバイスゾーンは完全な俊敏性を備え、多種類のリアルタイムの変動、例えば異種モデルに対してタスク時間を変えたり、ワークステーションを移動させたりするなどの変動に対応でき、これにより労働者が追い付いたり前倒しで作業したりできます。

米国のある大手自動車メーカーは現在、ユビセンスのスマート・ファクトリー・アセンブリーを同社の無線ツール戦略に欠かせない構成要素として採用しようとしています。無線ツールはライン再調整の経費を大幅に削減するという同メーカーの目標にとって重要な手段ですが、無線ツールへの移行だけでは不十分です。仮想化ステーションの追加によって、このユビセンスのお客さまはオンラインIDポイントと無線ツールを迅速に再測位することができ、スマートデバイスによって、それらの無線ツールが正しい車体での作業に使用され、品質基準を維持できるようになることが保証されます。

ユビセンスの製造業戦略担当バイスプレジデントを務めるエイドリアン・ジェニングスは、次のように述べています。「ユビセンスのスマート・ファクトリー・アセンブリー製品により、メーカーは効率を最適化し、手動組み立てプロセスにおけるエラーを削減して、時間と業務経費を大幅に節約できます。これらのアプリケーションはまた、サイバー手法および物理的手法の基本的な連結を提供しますが、こうした連結はあらゆるインダストリー4.0プロジェクトに不可欠となっています。メーカーはこれらのアプリケーションから短期間で大きな価値を得るとともに、インダストリー4.0へ至る道、すなわちスマートファクトリーを目指す取り組みで、この技術を活用できます。」

提供について

現在、スマートデバイスと仮想化ステーションは世界各国でスタンドアロンアプリケーションとして一般提供しており、あるいはスマート・ファクトリー・アセンブリーのバンドルソリューションとして購入できます。詳細情報についてはhttp://ubisense.net/en/products/smart-factoryをご覧ください。

ユビセンスについて

ユビセンス(AIM: UBI)はエンタープライズ測位インテリジェンスソリューションの世界的リーダー企業として、製造/通信/ユーティリティー企業による業務効率の改善と収益性の向上に貢献しています。ユビセンスの測位インテリジェンスシステムは複雑性のある領域に透明性をもたらすことで、顧客が目に見える形で業務効果を激変させることができます。2002年創立のユビセンスは英ケンブリッジに本社を置き、北米・フランス・ドイツ・日本・韓国・フィリピン・シンガポールに営業所を持っています。詳細情報についてはwww.ubisense.netをご覧になるか、ツイッター(@UbisenseFactory)で当社をフォローしてください。

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Contacts

Chase Communications for Ubisense
North America:
Michelle Baum, 720-339-6483
Michelle.Baum@ubisense.net
or
Europe:
Ina Schmidt, 0049 30 28384166
ina.schmidt@eu-partner.com

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