イスタンブール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ニューヨーク・タイムズ紙のためにオーストラリアの写真家のダニエル・ベレフラク氏が撮影したエボラ出血熱が広がるリベリアの惨劇を捉えた写真が、第1回イスタンブール・フォト・アワードのニュース写真コンテストで国際審査委員会により2014フォト・オブ・ザ・イヤーに選出されました。
全受賞者の概要はこちらをご覧ください:http://istanbulphotoawards.com/
タイム誌の国際写真編集者で、今回のコンテストの審査委員長を務めたアリス・ガブリナーは、ニューヨーク・タイムズ紙で最初にその写真を目にした時、その強力なイメージに衝撃を受けたと語っています。
ガブリナーは、次のように述べています。「これは写真の域を越えており、この写真を見ると、もっと深く知りたくなります。そして、この信じ難い悲惨な状況について知ることになるのです。」
「エボラ出血熱は昨年の最も衝撃的なニュースのひとつであり、それがこの写真を選んだ理由です。」
ガブリナーは、コンテストの応募写真はとても質が高く、世界の最も優れた写真家たちが応募してきたと述べています。
さらに、次のように加えています。「第1回目としては素晴らしい成果であり、今後についても大いに期待が持てます。第1回目の審査員を務めることができたことをとても光栄に思います。」
ピューリッツァー賞を受賞した元写真報道家の劉香成は、審査員を務めたことを大変うれしく思っており、応募写真は「驚くほど優れた」ものだったと述べています。
このほか、4部門で7カ国、11名の写真家に賞が贈られました。
2015年3月14~17日、イスタンブールに集まった国際的な専門家で構成される審査委員会により、100カ国を超える国から寄せられた約1万2000枚の応募写真が「ニュース・シングル」、「ニュース・ストーリー」、「スポーツ・シングル」、「スポーツ・ストーリー」の4部門に分けて審査されました。トルコ航空が、今回のフォトコンテストの「オフィシャル・エアライン・スポンサー」を務めています。
2014年フォトコンテストの審査員
ガブリナーに加えて、審査委員会は、ピューリッツァー賞受賞者で上海写真センター創立者の元写真報道家、劉香成、シュテルン誌の写真編集者のハラルド・メンク、ゲッティイメージズのシニアディレクターのGeorges De Keerle、AFPの写真配信担当ディレクターのミシェル・スコット、ワールド・プレス・フォト(世界報道写真)受賞者のギヨーム・エルボ、ワールド・プレス・フォト受賞者の戦場記者、パトリック・ショーヴェルなどの著名な専門家、さらにアナドル通信社の映像ニュース編集者のアーメット・セルと写真編集者のフィラ・ユルダクルで構成されます。
審査員の詳細については、http://istanbulphotoawards.com/SiteJury.aspx?Uye=0をご覧ください。
コンテストの審査結果は2015年3月18日、アナドル通信社のウェブサイト(http://www.aa.com.tr/en)、アナドル・イメージズ、アナドル通信社の国際写真プラットフォーム(https://anadoluimages.com/)および当フォトコンテストのウェブサイト(http://istanbulphotoawards.com/)にて発表されます。
賞金と賞金
審査員は、4部門それぞれにおいて、1位、2位、3位の受賞者を選定しました。
フォト・オブ・ザ・イヤーの受賞者と4部門の1位受賞者には、賞金8000米ドルが贈られます。
2位の受賞者には3000米ドル、3位の受賞者には1500米ドルの賞金が贈られます。
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