ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 倫理的なビジネス慣行の基準の定義・促進に関する世界的リーダーのエシスフィア・インスティテュートは本日、2015年世界で最も倫理的な企業を発表しました。最新のリストには、5大陸21カ国の50を超す業界を代表する132社が含まれます。
世界で最も倫理的な企業は、透明性、誠実さ、倫理、コンプライアンスに関する優れた成果を表彰する賞です。受賞企業は、業界リーダーシップをさらに定義する手段として倫理を使用し、そのつながりをあらゆる行動、全従業員、そのネットワークに加えるすべてのパートナーに自社の企業価値を組み込むことで実現しています。それにより、顧客、供給企業、規制当局、投資家を含む主要な利害関係者に長期的な価値を確実に提供できるようにしています。
エシスフィアのティモシー・アーブリック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「現代の企業は、世界中の複雑で矛盾することも多い一連の法律・規制への対応を迫られています。そして世界的な法規が存在しないにもかかわらず、事業を正しく行う方法に関する共通性は高まっています。以前にも増して、倫理的リーダーシップが業績から企業の誠実さ、透明性、労働者の行動までの成果を推進することについて、従業員や顧客から経営幹部や投資家までの利害関係者が理解するようになりました。私たちは、倫理的な企業を実現するさまざまな要素を理解するだけでなく、それを実現する環境の構築に注力するこれらの企業を表彰できてうれしく思います。」
エシスフィアから6年連続で表彰された唯一の自動車メーカーであるフォード・モーター・カンパニーのビル・フォード執行会長は、次のように述べています。「この賞は、毎日正しい方法でビジネスを行い、正しい選択をすることを称賛するものです。倫理的な行動と良き企業市民活動は、単に正しい行いであるだけでなく、優れたビジネスセンスを生み出すものでもあります。」
U.S.バンクのリチャード・デービス会長・社長・最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「U.S.バンクは、世界で最も倫理的な企業の1社に選ばれて非常に光栄です。私は、各人が日々高い基準の倫理と誠実さを反映している当社の従業員6万7000人を特に誇りに思います。金融機関として、当行のお客さまとの信頼関係は当社が事業を行う基盤です。すべてのお客さまとのやりとりにおいて倫理的に行動し、当社の中核的価値を実現することで、当社はその信頼を獲得・維持しています。」
イベルドローラのイグナシオ・S・ガラン会長は、次のように述べています。「イベルドローラが2度にわたって世界で最も倫理的な企業の1社に選ばれたことを非常に誇りに思います。これは、最高の倫理基準に従って働く当グループのすべての専門家にとって喜ばしい栄誉です。その倫理基準は、当社の価値観とビジョンに反映されています。私は、倫理はビジネスの卓越性の実現に必須のものであり、誠実さと透明性を重視しながら働くことで企業としての価値が高まり、すべての利害関係者の信頼を強化すると強く確信しています。」
ロックウェル・オートメーションのキース・D・ノスブッシュ会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「倫理と誠実さは、当社の文化に深く根付き、染み込んでいます。毎日、正しいことを正しい方法で一貫して行っている当社の従業員を誇りに思います。こうした従業員により、他社との差別化が実現し、競争面で優位に立つことができています。」
スペクトラ・エナジーのグレッグ・エベル社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「スペクトラ・エナジーは、再び世界で最も倫理的な企業の1社に選ばれて光栄です。当社のコンプライアンスの文化は、当社の在り方の中核を成しています。今回の認定は、当社が最高水準の誠実さで確実に事業を行えるよう毎日正しい選択をしている当社の従業員について証明するものです。」
2015年のリストには、9回受賞の企業15社と初受賞の企業11社が含まれ、コロンビアを拠点とする企業が初登場しました。リストにはとりわけ、アクセンチュア、GE、Empresa de Desarrollo Urbano、グーグル、ヘネス&マウリッツ(H&M)、ザ・ハーシー・カンパニー、イリカフェ、花王、マークス・アンド・スペンサー、ミリケン・アンド・カンパニー、ナショナルオーストラリア銀行、ナチュラ・コスメティコス、ペプシコ、シングテル、The Rezidor Hotel Group、ボヤ・フィナンシャル、ウィプロ・リミテッドが含まれます。
2015年世界で最も倫理的な企業の完全なリストは、http://ethisphere.com/worlds-most-ethical/wme-honorees/でご入手いただけます。
世界で最も倫理的な企業の評価は、エシスフィア・インスティテュートの倫理指数(EQ)フレームワークに基づいています。これは、組織のパフォーマンスを客観的で一貫性のある標準化された方法で評価する手段を提供すべく数年にわたる調査を基に開発されたものです。収集した情報は、コーポレート・ガバナンス、リスク、持続可能性、コンプライアンス、倫理のすべての側面より、むしろ中核となる能力の決定的な基準の包括的なサンプリングを提供します。EQフレームワークと方法論は、エシスフィアのソートリーダーのネットワークと世界で最も倫理的な企業の方法論諮問委員会から集めた専門家の助言と知見によって決定・精査・改良されています。
スコアは、倫理とコンプライアンス・プログラム(35%)、企業市民活動と責任(20%)、倫理の文化(20%)、ガバナンス(15%)、リーダーシップ、技術革新、評判(10%)の5つの主要カテゴリーで採点されます。
受賞企業の上級幹部は、高く評価される「世界で最も倫理的な企業エグゼクティブ・ブリーフィング(第2巻のダウンロードはこちらから)」に高水準の知見と最優良事例を寄稿しています。世界で最も倫理的な企業から集めたさらなる知見は、今後数カ月間に一連の白書・解説画像の中で公表されます(2014年の知見のダウンロードはこちらから)。
エシスフィア・インスティテュートについて
エシスフィア・インスティテュートは、企業の性格、市場の信頼、事業の成功を推進する倫理的なビジネス慣行の基準の定義・促進に関する世界的リーダーです。エシスフィアは、企業キャラクターの向上で企業を支援するデータに基づいた知見を使用した中核的な倫理基準の測定・定義に関する深い専門知識を持っています。エシスフィアは、世界で最も倫理的な企業の評価プログラムを通じて優れた成果を表彰し、業界専門家コミュニティーに企業倫理リーダーシップ・アライアンス(BELA)を提供し、出版物「エシスフィア・マガジン」および「世界で最も倫理的な企業エグゼクティブ・ブリーフィング」で倫理の動向と最優良事例を紹介しています。エシスフィアは、企業倫理の独立検証とコンプライアンス・プログラムを提供する有力組織でもあります。エシスフィアの詳細は、http://ethisphere.comでご入手いただけます。
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