中国・深セン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 通信機器、ネットワークソリューション、モバイル端末を提供するグローバル企業であるZTEコーポレーション（ZTE）（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は、中国電信股分有限公司北京研究院と共同で、リアルタイムテラビット光伝送の世界記録を達成したことを発表します。
ZTEと中国電信は、ZTEのZXONE 8700プラットフォームを基盤とするテラビット波長分割多重（WDM）リアルタイム伝送システムを採用し、G.652準拠の光ファイバー3,200km上でラマン増幅器を用いることなしに24時間エラーのないリアルタイムのデータ伝送を完了して、世界記録を樹立しました。ZTEと中国電信が首尾よく終えたテストはリアルタイムであり、オフラインシステムに基づいた過去の実験から大きく前進しました。
ZTEと中国電信は、高度なナイキストWDMテラビットPM-QPSK光変調技術と光コヒーレント検出技術のほか、超高速信号処理と軟判定前方誤り訂正アルゴリズムを使用して、最速かつ最長のリアルタイム光伝送システムを構築し、4bit/Hz/sのスペクトル効率を実現しました。
ZTEのこの最新の進展により、テラビット光伝送システムにおける当社の世界的リーダーシップはさらに強化されました。世界で帯域幅の需要が急拡大していることから、毎秒100ギガビット以上のデータ伝送に対応可能なデータ伝送システムの研究が、世界の通信事業者やテクノロジーベンダーの優先項目になりつつあります。100Gを超えるシステムの導入の成功を後押しするには、長距離伝送機能とスペクトル効率という2つの最も重要な課題を乗り越える必要があります。ZTEは長距離システムと高速光伝送システムで業界をリードしているため、通信事業者が持続可能な形でネットワークの帯域幅を増やし、総所有コストを低減できるように支援できます。
ZTEとドイツテレコムは2012年に100G/400G/1Tの長距離伝送を2,450kmの距離で無事完了し、長距離マルチレート混合伝送の記録を打ち立てました。ZTEは50を超える100Gの試験ネットワークおよび商用ネットワークを世界各地に配備しています。
ZTEは2013年第2四半期にオプティカルネットワーク製品の売上高で過去最高を記録し、調査会社オーバムのデータによれば、過去12カ月間に業界最高の成長率を達成しました。ZTEはオプティカルネットワーク製品で世界第2位のベンダーであり、アルカテル・ルーセントなどのベンダーより上位にあります。ZTEは光伝送ネットワーク製品のマーケットシェアでも第2位にランクしています。
ZTEについて
ZTE は通信機器、ネットワークソリューションを提供するグローバル企業です。当社の非常に包括的な製品群は、無線、アクセスやベアラー、VAS、端末、プロ フェッショナル・サービスといった実質的にあらゆる通信セクターを網羅しています。当社は革新的なカスタムメイドの製品およびサービスを、160を超える 国の通信事業者500社以上に提供しています。これにより通信事業者が収益を拡大させながら顧客の変化するニーズに対応できるよう支援しています。ZTE は年間売上高の10％を研究開発に投入し、通信業界の規格策定に努力するいくつもの国際的組織で主導的役割を果たしています。ZTEは企業の社会的責任 （CSR）を重視し、国連グローバル・コンパクトのメンバーとなっています。当社は、香港証券取引所と深圳証券取引所（香港Ｈ株：0763.HK、深圳Ａ 株：000063.SZ）で取引される中国で唯一の上場通信メーカーです。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。
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