イスラエル・クファールサバ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ペン＆マルチタッチ式ユーザーインターフェースのデュオセンス（DuoSense®）を提供するN-trigは本日、ペン＆マルチタッチ入力に用いる金属メッシュセンサーやその他の代替技術の開発を目的にタッチ技術業界と協力関係に入ったと発表しました。当社は現在、ユニピクセル・ディスプレイズ、 牧東光電、富士フイルムと協力してさまざまな構成の金属メッシュセンサーに取り組んでおり、これは、現在モバイル端末のほとんどで使用されているインジウム・スズ酸化物（ITO）を用いたタッチスクリーンを最終的に置き換えるものとなります。
ユニピクセル・ディスプレイズ(NASDAQ:UNXL)のリード・キリオン社長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「N-trigはタッチ領域の新技術の開拓に注力しており、当社に最適なパートナーです。私たちのUniBoss™ - DuoSense®の最初の試作品は、すでに従来のITOソリューションを超える改善を示しており、ペンとタッチでの高い性能が証明されました。そのような高コスト効率・高解像度のペン＆マルチタッチ向けプラットフォームは、数多くの新しい機会を生み出します。」
メッシュセンサーの主な利点は以下の通りです：
- 製造コストの削減：室温での単層印刷は、多層・高温の専用クリーンルームが必要なITO技法と比べ、コストと複雑さが大幅に低減されます。
- 柔軟性：メッシュセンサーはガラスではなくフイルムの上に作られるため、曲面のシステム設計が可能になり、屈曲部を超えるタッチに対応できます。
- 薄型：薄型・軽量のデバイスを求める市場ニーズに応えます。
- ペン性能の向上：メッシュセンサーはセンサー表面の抵抗が少ないため、タッチへのレスポンスが向上します。このことは、処理すべきペン信号の強度と正確性の向上、高い位置でのホバー検出、センサー域全面での信号の均一性の改善といった多数の利点をもたらします。
N-trig最高経営責任者（CEO）のAmichai Ben-Davidは、次のように述べています。「現在のITOセンサーのパートナーとの協力関係は継続しますが、当社は、デュオセンスの性能強化とOEMパートナーのソリューション・コストの削減につながる新たなセンサー・ソリューションを常に探しています。」
N-trigについて
N-trigのデュオセンス（DuoSense®）は、外出先で利用するニーズの拡大に対応する包括的なソリューションを提供します。ペンの能力を活かしてインタラクティブな創造活動のレベルを向上させ、タッチ操作を基本的な観賞用途にとどまらせることなく、マルチタッチの大きな可能性を活かし、真のハンズオン・コンピューティング（Hands-on computing）を実現します。デュオセンスはウィンドウズ、リナックス、アンドロイドのさまざまなディストリビューションに対応し、スレート、ネットブック、タブレット、デスクトップ代替などの多様なフォームファクターに実装可能です。あらゆるタイプのLCDに対応し、モバイル製品向けの多様な工業デザインに適合させることができ、機器を薄型・軽量に維持することができます。N-trigは、イスラエル、米国、台湾、中国、日本に事業所を置いています。詳細情報についてはwww.n-trig.comをご覧ください。
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