米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- 先進的4Gモバイル半導体ソリューションの設計・供給大手GCT®セミコンダクターは本日、シエラ・ワイヤレスが新製品「シエラ・ワイヤレス 4G LTE Tri-Fiホットスポット（Sierra Wireless™ 4G LTE Tri-Fi Hotspot）」にGCT製LTEシングルチップ・ソリューションのGDM7240を採用したと発表しました。このホットスポットは現在、スプリントが独占的に提供しています。
この新しいホットスポットにより、顧客は同時に最大8台の機器でEV-DO、WiMAX、又はLTEブロードバンド接続を共有できます。このホットスポットは、超高速データ転送と高い屋内透過性の他に、LTE／WiMAX／3Gネットワーク間のシームレスな切り替えを可能とします。
シエラ・ワイヤレスのモバイル・コンピューティング部門技術担当上級副社長のジム・カークパトリック氏は、「シエラ・ワイヤレスは、LTEのような最先端ネットワーク技術に対応した製品を開発しており、しばしば非常に厳しい製品開発スケジュールを要求されます。当社は、選定した部品が統合され、それが高信頼度で動作する事を確認する必要があります。GCTから市場で成功実績がある製品の提供を受ける事で、新製品を厳しい期日に合わせて発売できました。」と話しています。
GCTセミコンダクター社長兼最高経営責任者（CEO）のキョンホ（KH）・リー博士は、「新しいホットスポットは優れた顧客体験を実現するものであり、ノートパソコンの他に音楽プレーヤ、カメラ、ポータブル・ゲーム機といった機器を最大8台まで接続する事ができます。シエラ・ワイヤレスとの協力でこの最先端LTE機器をお客様に提供できることになり、うれしく思います。製品に搭載されている市場実績のある当社製LTEシングルチップのGDM7240は、低消費電力・高性能・小型化を実現しています。」と述べています。
GCT製GDM7240は、現在米国を初めとする世界各地の様々な市場で大手LTE通信事業者によって商用展開されています。GDM7240は、今日入手可能なLTEシングルチップ・ソリューションの中で最も成熟度の高いものであり、データ速度の高速化、低消費電力化、モビリティの向上、アプリケーションの強化、グローバル・ローミングの改善を求めて急速に拡大する需要を満たす上で最適です。
シエラ・ワイヤレスについて
シエラ・ワイヤレス（NASDAQ: SWIR）(TSX: SW）はモバイル・コンピューティングと機器間（M2M）通信のための製品とサービスで業界をリードし、セルラーネットワークを介して人々、機器、アプリケーションを接続する為に貢献しています。世界中のワイヤレス・サービスプロバイダー、機器メーカ、様々な企業、政府組織が、当社の高信頼性ワイヤレス技術を利用しています。当社は2G、3G、4Gのワイヤレスモデム、ルータ、ゲートウェイの他、包括的なソフトウエア・スイート、ツール、サービスを提供し、ワイヤレス・アプリケーションの市場導入に向けて顧客を支援しています。シエラ・ワイヤレスの詳細については、www.sierrawireless.comをご覧ください。
GCTセミコンダクターについて
GCTセミコンダクターは、先進的4Gモバイル・ソリューションをリードするファブレス設計企業・サプライヤです。GCTのシステムオンチップ製品は、4G LTE及びWiMAX市場向けに無線、ベースバンド・モデム、デジタル信号処理の機能をシングルチップに統合したソリューションです。GCTは、4G LTE及びWiMAX対応シングルチップ・ソリューションを製品化した最初の企業です。GCTの専有技術とシステム・レベルの専門知識により、小型フォームファクタ、低消費電力、高性能、高信頼性、コスト効率で差別化できる4Gプラットフォームの完全なソリューションを実現できます。
詳細についてはwww.gctsemi.comをご覧ください。
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