KBRがロシア連邦タタルスタン共和国ニジネカムスクのTAIFグループ製油所向けにVCC技術のライセンス供与・基本設計パッケージ契約を獲得

ヒューストン--()--(ビジネスワイヤ)-- KBR(NYSE:KBR)は本日、TAIFグループからの受注として、ロシア連邦タタルスタン共和国ニジネカムスクの製油所向けに、Veba Combi Cracker(VCC)技術のライセンス供与とエンジニアリングサービスの契約を獲得したと発表しました。

KBRは本契約の条項に従って、VCC技術を用いるTAIFのディープ・コンバージョン複合施設にライセンスと基本設計のパッケージ(LBEP)、その他のサービスを提供します。この複合施設では毎年、製油所から出る減圧蒸留残油270万トンと留分160万トンを処理し、高価値の石油化学原料とユーロ5規制準拠のディーゼル燃料に転化する予定です。KBRが2010年1月にVCC技術の権利を取得して以来、今回で3度目のVCC契約となり、KBRにとっては最大のVCCプロジェクト契約となります。

KBR技術部門担当プレジデントのジョン・ダービーシャーは、次のように述べています。「KBRのVCC技術は、ロシアの原油精製に伴う残油を処理する上で比類の無い適性を有しており、ロシアの大量の残油資源を収益化するには理想的なソリューションです。大きな期待をもってTAIFとの新規提携でこの大規模プロジェクトに取り組んでいきたいと思います。」

TAIFグループのゼネラルディレクターであるAlbert Shigaboutdinov氏は、次のように述べています。「VCC技術による処理、市場で提供されているその他の処理方法を入念に評価した結果、VCC技術を選定しました。当社の設備によって高い残油転化率と高品質の最終製品がもたらされ、TAIF-NK(ニジネカムスク)製油所の経済性は格段に向上します。」

TAIFは株式非公開の一流生産・投資会社で、石油・ガスの処理、精製、石油化学製品、電気通信、建築・建設、銀行業・投資、サービスの分野で事業を展開する67社の子会社と系列会社から構成されています。詳しい情報については、www.en.taif.ruをご覧ください。

KBRはエンジニアリング、建設、サービスの世界的企業として、エネルギー、炭化水素、政府サービス、鉱物、社会インフラ、電力、工業、商業の各市場を支えています。詳しい情報については、www.kbr.comをご覧ください。

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