米コロラド州グリーンウッドビレッジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 西半球唯一で中国外では最大のレアアース酸化物(REO)生産企業モリコープ・インク(NYSE:MCP)は、東京にオフィスを開設し、中国外で世界最大のレアアース消費国である日本の顧客により良いサービスを提供するとともに、新たな関係構築を目指すと発表しました。
オフィスの住所は東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビルディング9階です。当オフィスは日本におけるモリコープのお客さまに顧客サポートやコンサルティング・技術サービスを提供します。このオフィスを率いるのは、モリコープ日本担当カントリーマネジャーのノミヤマ・ヨシマサです。ノミヤマの前職は、FMCリチウム部門の日本担当カントリーマネジャーです。
モリコープのマーク・A・スミス社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは、東京にモリコープのオフィスを開設できることを非常にうれしく思っています。これにより日本における多くの大切なお客さまにより良いサービスを提供できるようになるだけでなく、新たな関係構築やコミュニケーションの改善、この非常に重要な市場のニーズに関する理解拡大も進みます。欧州・米国のオフィスにこのオフィスが加わることで、モリコープの包括的な世界的リーチがさらに拡大し、顧客サービス機能の大幅な改善に貢献するでしょう。」
スミス社長は、モリコープが秋にモリコープ東京オフィスの開所式を行う予定であると述べています。
モリコープについて
米国、欧州、日本にオフィスを構えるモリコープ・インクは、西半球唯一で中国外では最大のレアアース酸化物(REO)生産企業です。カリフォルニア州マウンテンパスの主力レアアース鉱山および処理施設に加えて、モリコープはエストニアを拠点とするモリコープ・シルメットの支配的持ち分を取得しています。欧州最大級のレアアース・レアメタル生産企業のモリコープ・シルメットは、年間約3000メートルトンのレアアース製品および700メートルトンのレアメタル製品の生産能力を有しています。また、モリコープはアリゾナ州トルソンのモリコープ・メタルズ・アンド・アロイズを所有しています。以前はサントク・アメリカ・インクの名称で知られたこの施設は、中国外でトップクラスの高純度レアアース合金・金属生産企業として、ネオジム・鉄・ホウ素(NdFeB)合金、サマリウムコバルト(SmCo)合金、その他の特殊合金・製品を製造しています。モリコープは「鉱山から磁石まで」の戦略を進めており、カリフォルニア州マウンテンパスの処理施設近代化・拡張事業の第1段階が2012年に完了することで、マウンテンパスでは年間約1万9050メートルトン(REO換算)のレアアースの生産が可能となります。第2段階が完了する2013年末までには、マウンテンパスで約4万メートルトン(REO換算)の生産能力を確保できる見通しです。モリコープは高純度の酸化物、金属、合金、永久磁石を含む多様なレアアース製品を市場に提供していきます。当社は現在、欧州、米州、アジア、ロシア、その他旧ソ連邦諸国のお客さまに製品を販売しています。
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