印ムンバイ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- インドのモバイル向けアプリ内広告最大手のVservは本日、IDGベンチャーズ・インディアによる300万米ドルのシリーズA資金調達を完了したと発表しました。Vservは新興市場に焦点を絞ったモバイル広告ネットワーク大手であり、200カ国以上の国々で、フォーチュン500にランクされる大手企業のアプリ内広告やWAP広告を提供しています。IDGベンチャーズ・インディアはインドの技術関連製品企業やサービス企業に投資する大手ベンチャーキャピタル・ファンドです。ベンチャーキャピタルがインドでモバイル広告に投資したのは2008年以来のことです。
VservはJ2MEアプリ向けに独自のアップ・アドラッパー・ソリューションを開発した世界初の企業であり、現在はこのソリューションをアンドロイド・アプリ向けに拡張中です。このアップ・アドラッパーによりモバイルアプリ開発者はアプリからの広告収入を簡単に世界的に最大化でき、アップ・アドラッパー独自の対象限定機能により、広告主は携帯電話ユーザーが急増する中で広告対象者を絞ることができます。
IDGベンチャーズ・インディアのマネジング・ディレクターManik Aroraは、今回の投資について、次のように語っています。「モバイル広告業界はまだ比較的歴史の浅い業界ですが、モバイルインターネットの普及とモバイルアプリの増加により急速に拡大しています。こうした中、携帯電話の普及が拡大している大規模な新興市場は非常に重要です。IDCによれば、世界のアプリ内広告市場は今年の9億米ドルから2015年には約50億米ドルに達します。昨年このダイナミックな市場を調査した結果、Vservが開発者への魅力的な提案によって市場を牽引していることが分かりました。」
Vserv共同設立者のDippak Khurana最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「この資金により、販売陣と技術陣を拡充してインドおよび世界で販売増強を図り、世界のアプリ開発者コミュニティーに向けてさらなる収益化ソリューションを開発していくつもりです。当社独自のJ2MEアプリ向けアップ・アドラッパー技術は500機種以上の携帯電話をサポートし、また新規アプリも既存アプリもアドラップ対応にして収益化できることから、世界の開発者コミュニティーに好意的に受け入れられています。今回の資金により、新興市場で次第に重要になりつつあるアンドロイド・アプリにも、この技術を拡大していくつもりです。」
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