米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- CMOSイメージング技術の大手革新企業アプティナは本日、当社の機能豊富な高性能APS-Cフォーマット16メガピクセル(MP)イメージセンサーのMT9H004が2010年度EDNイノベーション・アワードの優勝製品に選ばれたと発表しました。MT9H004イメージングソリューションはアプティナDR-Pix™技術と呼ばれる当社ピクセル技術の革新成果を活用したもので、あらゆる環境照明、ISO感度条件で最大限の信号対ノイズ比(SNR)を達成する独自機能がEDN誌から評価され、優勝製品として認められました。EDNの技術編集者マージェリー・コナー氏は、授賞式典で次のように述べています。「今夜発表する優勝企業は、視覚世界のセンシングにおいて創造的な技術革新を達成した企業です。」
アプティナ最高経営責任者(CEO)のデビッド・オートンは、次のように語っています。「MT9H004イメージセンサーが今年度のEDNイノベーション・アワードの優勝製品に選ばれたことは、アプティナにとって名誉なことです。当社のDR-Pix技術の性能が明らかにこの受賞したセンサーに独自性を付与しており、これにより当社の顧客は独自のカメラを生み出すことができます。」
アプティナDR-Pix技術を採用したアプティナMT9H004センサー
高性能のDSLRカメラやミラーレスカメラで必要となる性能とイメージ品質の条件を満たすために、設計者は高ISO感度条件で読み出しノイズが非常に低く、低ISO感度において飽和電荷量が高いイメージセンサーを求めています。ピクセル・レベルのデュアルコンバージョンゲイン(DCG)スイッチを追加することで、DR-Pix技術は1つのピクセルデザインに2つの動作モード、すなわち低照度環境向けに高感度、低読み出しノイズの高変換ゲイン(HCG)モード、高照度環境向けに高電荷の取り扱い容量がある低変換ゲイン(LCG)モードを統合しています。
アプティナのMT9H004センサーでは、高照度環境における性能を犠牲にすることなく、低照度環境下で、SNRの5dB増加に加え、カメラレンズの開口範囲についてほぼ2つのフルFストップを実現可能です。高照度環境では最大47dBのSNRを達成できます。そのほかにもMT9H004の機能には、10fpsでの16MP静止画キャプチャー、ライブビュービデオのサポート、1080p/30fpsの高精細ビデオ録画が含まれます。
アプティナについて
アプティナはCMOSイメージングソリューションの世界的プロバイダーです。拡大を続ける製品ポートフォリオは携帯電話やノートブックコンピューターのあらゆる一流ブランドに採用され、さらに広範な種類の製品にも活用されています。こうした製品の分野は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、監視、医療、車載および産業アプリケーション、テレビ会議、バーコードスキャナー、玩具、ゲームに及びます。アプティナは、Imaging Everywhere™(あらゆる場所でのイメージング)を可能とし、常に市場の革新を促進し、その一端は、ポイント&シュートカメラおよびハイブリッドカメラ用で最初の14MP CMOSイメージセンサー(MT9F001)、業界初の1/4インチ・フォーマット5MP SOC(MT9P111)に見ることができます。非公開企業であるアプティナの投資企業には、リバーウッド・キャピタル、TPGキャピタル、マイクロン テクノロジーが含まれます。アプティナに関する詳しい情報については、www.aptina.comをご覧になるか、お好きなRSSリーダーにAptina RSSフィードをコピーすることでアプティナの最新ニュースを購読してください。
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