エクソンモービル、地震・津波被害を受けた塩釜油槽所の操業を再開

輸送経路の確保により、日本の東北地方への燃料供給が可能に

東京--()--(ビジネスワイヤ) -- エクソンモービル・ジャパングループは塩釜油槽所の操業を再開しました。これにより、3月11日の地震と津波による被害を受けた日本の東北地方への燃料供給能力が拡大しました。

塩釜油槽所は3月22日、震災後初めて東燃ゼネラル石油川崎製油所から海上輸送されたガソリン100万リットルと暖房用灯油100万リットルを受け入れました。

エクソンモービル系石油精製会社の東燃ゼネラル石油のフィリップ・デューコム社長は、次のように語っています。「塩釜油槽所を安全に再開できたことで、東北地方で最も重要な燃料供給拠点が復旧しました。日本政府は、燃料供給各社に対して被災地での救援活動を支援するよう要請しています。当社は、そうした要請に応えて参ります。」

エクソンモービルでは、同油槽所を燃料供給が可能な他社にも開放することを決定しています。今週、同油槽所を視察したデューコム社長は、次のように述べています。「救援活動のための燃料を必要としている被災地にできるだけ早く燃料を輸送できるよう、業界全体として取り組んでいます。」

エクソンモービルは、ジャパングループの4カ所すべての製油所を復旧させ、フル稼働体制としました。燃料需要の増大に対応できるよう、通常より高い稼働率で操業しています。

デューコム社長はまた、次のように語っています。「エクソンモービルは、最も深刻な被害を受けた地域で早急に必要とされている石油製品の生産を全力で行っています。2900人の従業員は24時間体制で作業に従事し、日本政府と協力して救援・復旧作業を支えるためにあらゆる努力を行っています。」

エクソンモービルは、このほかに次のような災害対応を講じています。

  • 東燃ゼネラル石油の川崎製油所では、コージェネレーション(熱電併給)装置による発電量を最大化して、震災以後供給不足に陥っている電力網への供給を行っています。現在電力網には約33メガワットの電力を供給していますが、これでおよそ1万戸の住宅の需要を賄える計算です。
  • 東燃ゼネラル石油の和歌山製油所では、被災地の緊急車両、避難所、病院向けにドラム缶1000本分の軽油および灯油の充填・出荷を開始しています。燃料は通常、タンクローリーや貨物列車で輸送されますが、和歌山製油所では、地震と津波の被災地域への輸送を容易にするため、ドラム缶での供給を行っています。
  • エクソンモービルは、日本赤十字社に対して災害救援支援として100万米ドルを寄付しました。さらに、世界中の従業員、退職者、ディーラー、販売店から寄付金を募り、当社がその同額を上乗せする形でさらに最大200万米ドルを寄付します。

エクソンモービルについて

国際的石油・ガス上場企業として最大のエクソンモービルは、世界の増大するエネルギー需要に対応するため、テクノロジーとイノベーションを活用しています。エクソンモービルは、業界トップクラスの資源在庫を保有する最大の製油業者かつ石油製品の販売業者です。その系列化学企業は世界最大の企業の1つです。詳細情報についてはwww.exxonmobil.comをご覧ください。

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ExxonMobil Yugen Kaisha
Public and Government Affairs, 81-3-6713-4378
or
K. Kai, 81-80-1026-3736
or
K. Tadokoro, 81-90-6930-9130

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