加ブリティッシュコロンビア州バンクーバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 米国森林局は本日、ネバダ州の子会社モスキート・マイニング・コーポレーションを通じて操業するモスキート・コンソリデーテッド・ゴールド・マインズ・リミテッドに対して米アイダホ州ボイジー郡の鉱区での今後の探査に関する申請を承認したと発表しました。モスキートの鉱区では、モリブデンや銅などの金属が確認されています。森林局は2011年2月11日、アイダホ市とガーデンバレーの間に位置するボイジー国有林での作業道路建設と試掘に関する事業計画書を承認する決定通知書に署名しました。CuMoという名称のこのプロジェクトは、十分な鉱物資源や鉱床に適した地質学的特徴があるかどうかを判断するためのものです。
この決定通知書は、モスキートが2007年2月14日に提出した探査申請を受けたものです。その間、森林局は一般から意見を募りながら大規模な環境審査を行い、最終的に環境アセスメント(EA)と環境への影響微小の所見(FONSI)を発行しました。米国魚類野生生物局は先月、この探査プロジェクトが絶滅危惧種に否定的な影響をもたらす可能性は少ないとする森林局の生物学的アセスメント(BA)の所見に同意すると発表しています。
モスキートの探査マネジャー兼CuMoプロジェクト・マネジャーのショーン・ダイクスは、次のように述べています。「私たちは森林局が非常に努力して環境審査を厳格に行ってくださったことをうれしく思います。森林局は徹底的な調査を行い、私たちに最も高い基準を維持させてくださいました。このことは、当社の環境重視の姿勢ともぴったり合致します。」
この承認を受け、モスキートは今後5年間にわたり最大10.2マイルの作業道路建設と137カ所のボーリング候補地での最大259カ所の小径による試掘が可能になります。実際に建設される道路の長さと試掘孔の数は、探査の進捗状況次第です。モスキートは、実際の道路建設距離と試掘孔の数はEAで示された上限より相当に少なくなるだろうと述べています。
この試掘は、アイダホ市から北西約14マイルにある以前にも採掘活動があった区域で行われます。モスキートは、このプロジェクトの終了時に行う作業用道路と試掘孔の撤去・埋め戻し工事のために十分な保証金を供託します。
モスキートは、2~3年以内に実現可能性調査を完了させることを目標とし、承認を受けた探査活動を速やかに完了させたいという意向を明らかにしました。
探査活動で得られた情報により保護区の幅広い領域を評価することができ、もし実際に採掘の価値があることが分かれば開発計画案も策定できるとダイクスは強調しました。
モスキートは地元業者にCuMoプロジェクトの技術サポート事業を委託します。ダイクスは、次のように述べています。「これは自分たちが良いところだけを取って去るというスタイルの事業ではありません。探査を完了して採掘可能と判断できれば、第三者が過去に行った活動の影響に対処するために環境面での対策を実施することになると思います。私たちは、環境が乱されたこの地域の改善に協力し、アイダホ市とガーデンバレーの周辺地域で何百もの雇用を生み出します。」
モスキートのブライアン・マックレイ社長は、次のように述べています。「今回のCuMo探査プロジェクトへの環境許可取得は、当社にとって非常に画期的な出来事です。このために4年間、私たちのチームや地域で精力的に働いていただいたすべての人々に感謝したいと思います。この探査段階で得られた情報を基に状況評価を行うことができ、鉱床自体の実現可能性調査に進むことができればと願っています。これは私たちの株主にとっても非常に喜ばしいニュースです。」
CuMoプロジェクトの名は金属元素の銅(Cu)とモリブデン(Mo)に由来します。モリブデンは、グリーン技術や代替エネルギーの開発に欠かせない金属に急速になりつつあります。モリブデンの最も有益な用途は、ディーゼル燃料やガソリンといった化石燃料の洗浄過程と安全な飲料水供給のための脱塩工場での利用です。モリブデンは、主に合金化剤として鋼鉄、鋳鉄、超合金に使用され、硬化力、強度、靭性、摩耗・腐食耐性を高めます。高圧力環境、広い温度域、腐食性が高い環境で使用できる金属の必要度が増している現代の工業技術においてモリブデンは重要な役割を果たします。モリブデンは、触媒、潤滑剤、顔料といった多くの化学的応用に使用される耐熱性に優れた金属としても大いに注目されています。
モスキートはCuMoプロジェクトに関する新しいウェブサイトを立ち上げました。www.cumoproject.comをご覧ください。
決定通知書(DN)、環境への影響微小の所見(FONSI)、最終的な環境アセスメントは、森林局のウェブサイトwww.fs.usda.gov/boiseに掲載されています。「Cumo Minerals Exploration Project」をクリックしてください。
モスキート取締役兼探索マネジャーのショーン・M・ダイクス理学修士(工学専攻、有資格地質技師)がCuMoプロジェクトの指定有資格者として、このプレスリリースに含まれる技術情報を提供しました。
取締役会を代表して
モスキート・コンソリデーテッド・ゴールド・マインズ・リミテッド
ブライアン・マックレイ
社長
モスキート・コンソリデーテッド・ゴールド・マインズについて:
モスキート・コンソリデーテッド・ゴールド・マインズ・リミテッドは、健全な経済と安定した政治体制を備えた北米地域で潜在力の高いさまざまな貴金属・卑金属のプロジェクトを展開しているカナダの鉱物探査・開発企業です。当社の名称は、1971年から1987年まで使用されていた旧名のモスキート・クリーク・ゴールド・マイニング・リミテッドに由来します。
低コスト経営を行うモスキートは財務状況が良好で、負債がほとんどありません。当社はMSQの取引シンボルでトロント証券取引所(ベンチャー取引所、TSX-V)に株式を上場しています。モスキートは、米国で4つのモリブデン探査プロジェクトを行っています。事業の多角化として、大きな金利権を含む複合鉱床プロジェクトも進行中です。
モスキートが最も重点的に進めているプロジェクトはアイダホのCuMoプロジェクトであり、ここではモリブデンの世界最大級の鉱床が見つかる可能性があります。モリブデンは、世界の科学・産業分野のエコロジー、耐圧、耐腐食、その他精密加工用途で性能と耐性の限界への挑戦を可能とする戦略的金属です。当社の詳細については、www.mosquitogold.comとwww.cumoproject.comをご覧ください。
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米国居住者は、モスキートが発表する情報に米国証券取引委員会の開示規則に沿わないものが含まれる可能性があり、またその情報がモスキートによる米国での開示が認められているものと大きく異なる場合があることに注意するべきであり、したがって米国居住者はそうした情報に依存すべきではありません。
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