米コネティカット州ミルフォード--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 放送用光ファイバーとプロ用AV配信およびルーター伝送ソリューションの大手プロバイダーであるシンクロジカルは、アムステルダムのRAIで2月1〜3日開催されたヨーロッパシステム統合見本市で、いくつかの新しいSDI延長器製品を展示しました。シンクロジカルが展示した新しいSDI延長器シリーズの「SDIエクストリーム3G+」には、最大4つの信号を延長できるコンパクトな放送品質向けのコンポーネント製品のほか、クアッドインターフェース設計のラックマウント型製品となるSDIエクストリーム3G+があります。
SDIエクストリーム3G+はコンパクトな送信機と受信機から成る経済的な2部構成システムで、エンベデッドオーディオとデータの有無にかかわらず、3G、HD、SDI、HD-SDIの信号を伝送できるように設計されています。このシステムは二重小型フォームファクター・プラガブル（SFP）モジュールを使い、マルチモードないしシングルモードの光ファイバーを介して1000メートルから最大40キロメートル（24マイル）の距離で、放送品質の同軸ケーブル／ファイバー伝送を行うことができます。このためプロ用AV、放送、ビデオ制作・編集などの企業スタジオアプリケーション、スポーツ番組制作、現場収録、クロスタウン・ファイバーリンク、クロス・オンキャンパス制作、ファイバー敷設済み会場、提供フィードなど、多数の用途に最適なソリューションです。
シンクロジカルで研究開発担当バイスプレジデントを務めるケビン・キーフは、次のように述べています。「信号は銅線からファイバーまで、さまざまなメディアを伝わっていくため、信号の完全性を維持することが何より重要です。当社はそのことを理解しているため、システムジッターやエラーフリーのパソロジカル・パターン運用などに対応できるように、すべての重要な性能仕様を備えたシステムを設計しました。さらに、データの送受信を行う全二重チャンネルを提供する便利なRS-422ポートを追加してしているため、カメラの遠隔操作に最適です。この特別機能は、ISE展示会で強い関心を集めました。」
SDIエクストリーム3G+の信頼性は、その設計と構造の優れた品質に加え、高度な統合型リクロッキング回路が送信機と受信機に組み込まれていることに由来しています。また送信機は、信号を均等化して再び送り込むSDIループスルー機能も装備しています。これらの主要機能によって、信号がファイバー伝送の前に確実に均等化・リクロックされるため、信号の初期パラメーターをすべて保ち、元の状態でリクロックされたSDI出力を受信することができます。送信機コンポーネントのその他のオプションとしてループアウトや、シングルファイバーを介して2つの多重化信号（1.485Gbps）を送受信できる二重チャンネルがあります。
SDIエクストリーム3G+の製品ラインは、シンクロジカルのビデオルーター製品と完全な適合性を備えています。
シンクロジカルについて
シンクロジカルは光ファイバーによるKVM、SDI、DVIの延長ソリューションのほか、ファイバー用のマトリックスルーターとマトリックススイッチを製造・販売する大手企業です。世界中の組織は、セキュアなビジュアルコンピューティング環境で最適性能を確保するために、シンクロジカルの製品とソリューションを頼りとしています。シンクロジカルは先駆的な次世代の光ファイバー延長、スイッチング、サーバー管理の技術を通じて、顧客のコスト削減と複雑なコンピューティングインフラ管理の簡素化を支援しています。シンクロジカルは製品を直接販売するほか、インテグレーターやVARのチャネルを通じて提供しています。当社はコネティカット州ミルフォードに本拠を置く非公開企業です。
シンクロジカルの製品に関する詳しい情報については、www.thinklogical.comをご覧ください。
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