米カリフォルニア州サンタローザ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 電気自動車市場パイオニアのザップ(OTCBB:ZAAP)は本日、中国浙江省三門にある浙江永源汽車の株式51パーセントの買収を完了したと発表しました。キャサヤ・キャピタルが総額3600万米ドルの資金を提供しました。
買収に関連した1900万米ドルの最終支払いは、2011年1月21日にキャサヤ・キャピタルの資金を使って行いました。合計3003万米ドルを現金で支払い、永源汽車の51パーセントを取得しました。
新会社はザップの電気自動車(EV)技術に関する専門知識と国際市場における経験を活かし、中国のEV市場に対応する上で必要となる生産プラットフォームを構築する予定です。新会社はザップ永源(ZAP Jonway)と改名し、永源汽車のSUV「A380」と、90以上の直接販売店から成る中国市場で確立済みの流通経路を利用します。ザップ永源はザップの電気駆動系で動くSUVの製造・販売を行い、政府が電気自動車の購入者を対象に提供している6万人民元(約9000米ドル)の補助金制度の恩恵を受けることができると見込んでいます。
永源汽車はガソリン車SUV「A380」の2011年の販売台数が2010年比で40パーセント増加して1万台を超えると予測しています。永源汽車は販売初年度の2009年にSUVを4000台販売しましたが、2010年にはその数が7000台を上回りました。車両の販売価格は約1万1000米ドルでした。ザップ永源は現在、A380 EV SUVを2011年6月に、ザップのエイリアスEVロードスターを2011年9月に販売開始できるよう、両車種の製造生産ラインを追加しています。
中国に焦点を当てた対外投資ファンドであるキャサヤ・キャピタルの創立者でゼネラルパートナーのプリシラ・ルー博士は、次のように述べています。「永源汽車のガソリン車両販売による売上高を活用してザップ永源が電気自動車市場で成長するための基盤を作ることができ、ザップは自社EV技術のさらなる強化に注力することができます。永源の生産技術と中国市場の販路も役に立ちます。」ルー博士は2009年9月からザップの取締役会長を務めています。キャサヤ・キャピタルは、永源汽車の51パーセント買収を目標に2009年9月以降ザップに3600万米ドルの投資を行っていました。
永源汽車はISO 9000認証を取得し、141エーカーの敷地に建てられた360万平方フィートのフル装備の工場を所有しています。
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