パンダ・パワー・ファンズ、テキサス州テンプルの発電所拡張のために資金調達を完了

  • 拡張でパンダ・テンプル発電所の電力供給能力は1516メガワットに倍増
  • 地域経済にさらに16億ドルの貢献、700~800人の雇用を創出
  • ゴールドマン・サックスとクレディ・スイスが借入金調達を主導、エイリス・キャピタルが文書記録会社を務める
  • ベクテルとシーメンス・エナジーのコンソーシアムが発電所を建設

Panda Power Funds Temple I Power Plant Under Construction (Photo: Business Wire)

ダラス--()--(ビジネスワイヤ) -- パンダ・パワー・ファンズは、現在テキサス州テンプルで建設している天然ガス複合サイクル発電所の758メガワット規模の拡張に向けて資金調達を完了したと発表しました。拡張工事が完了した際には、テンプルIおよびテンプルII発電所の発電容量は合計1516メガワットに上り、テキサス州中部・北部地域の約150万世帯のニーズに対応できる十分な電力を供給できるようになります。

このテンプルIIに関する取り引きは、パンダ・パワー・ファンズが過去8カ月間に発電所のために行ってきた資金調達として3件目です。2012年7月に実施されたテンプルIの資金調達は米国銀行業界における大きな躍進であると報告され、その後トムソン・ロイターのプロジェクト・ファイナンス・インターナショナル誌から、2012年「パワー・ディール・オブ・ザ・イヤー、南北アメリカ」を授与されました。パンダ・パワー・ファンズはテンプルIIプロジェクトのために、機関投資家数社と共同で資本を供給します。発電所のために、ゴールドマン・サックスとクレディ・スイスが優先債務による資金調達を実施しました。エイリス・キャピタルが文書記録会社を務めました。

パンダ・パワー・ファンズのシニアパートナーのトッド・W・カーター社長は、次のように述べています。「当社のチームは、約束通りの成果を上げています。当社がテキサス州で建設中の発電容量は2250メガワットを上回り、米国で最も急成長する電力市場の1つで先行する優位性を投資家に提供してきました。」

パンダのテンプルIIプロジェクトは、州間幹線道路35号沿いの戦略的な立地にあり、サンアントニオとダラス/フォートワースのほぼ中間、オースティンから北へ60マイルに位置しています。これらの都市は、堅固な経済成長と雇用創出が米国平均を上回り、米国国勢調査局から米国で最も急成長している大都市圏のトップ10に選ばれています。2011年8月~2012年7月だけを見ても、テキサス州に移り住んだ新住民の数は42万7000人に上ります。このような急成長によって、発電容量への新たな需要が生まれています。テンプルII施設は2015年夏までに、商業運転を開始する予定です。

テンプル市経済開発公社のリー・ピーターソン社長は、次のように語っています。「テンプル市はさらに勢いを増すでしょう。テンプルII発電所は、テンプルIプロジェクトがすでに生み出した経済効果を、さらに高めることになります。建設プロジェクトが増えれば、市全体での雇用創出や企業の増収につながります。テンプルIIによって税収が増加することは、テンプル市が継続的に住民にサービスを提供する上で役立ちます。」

テキサス州オースティンのインパクト・データ・ソースが実施した調査によれば、テンプルII施設のような758MWの複合サイクル発電プロジェクトは、建設期間と最初の操業10年間で地域経済に推定16億ドル貢献します。テンプルII発電所の建設の最繁忙期には、約700~800人の雇用が創出されます。両発電所の運転期間中は、施設運営のために35人の技術職が必要となるほか、支援業務のために地元で間接的に約90人が雇用されます。

テンプルIIは独立した発電プロジェクトですが、テンプルIとの施設や配管の共有、運営、建設上の相乗効果により、両プロジェクトに経済的メリットをもたらします。最新鋭の発電所はいずれも最新・最先端の燃焼タービンと排出制御技術を活用し、米国で最高レベルのクリーンで効率的な天然ガス発電所になります。両発電所では冷却のためにリサイクルした廃水を使い、州が飲料水向けの天然資源を節約できるようにします。さらに両施設は起動から10分以内に出力50%を、30分以内に出力100%を提供できる急速起動タービンを採用するため、米国のほかの州と比べて(間欠的な)風力エネルギーを利用するテキサス州にとって、最適な発電所となります。発電所の天然ガスは、テキサス州のガス生産業者が供給します。

パンダ・パワー・ファンズはテンプルII施設の建設に、ベクテルとシーメンス・エナジーのコンソーシアムによるターンキー式建設を選択しました。両社は世界最大級の電力建設業者・技術企業です。シーメンスが契約の一環として、天然ガスタービン、蒸気タービン、廃熱回収ボイラー、機器、制御システムを含むパワー・アイランド・パッケージを供給します。ベクテルは発電所に関するその他の設計・調達と、施設の設置・建設・運転開始を担当します。

発電所は、テンプル南部にあるシナジー工業団地に建設されます。

パンダ・パワー・ファンズについて

2010年に設立されたパンダ・パワー・ファンズは、テキサス州ダラスに本拠を置くプライベート・エクイティ会社であり、大規模な天然ガス発電施設の内部調達・開発、取得、投資、運営の能力を持っています。当社は、テキサス州テンプルに発電量合計が1516メガワットの複合サイクル発電所を2段階に分けて建設しているほか、テキサス州シャーマンでも758メガワットの複合サイクル発電所を建設中です。また最近、ニュージャージー州パイルズグローブで商用規模の20メガワットの太陽光発電所を建設しました。米国北東部最大級の太陽光発電所です。パンダ・パワー・ファンズに関する詳細情報は、www.pandafunds.comでご入手いただけます。

シーメンス・エナジーセクターについて

シーメンス・エナジーセクターは、火力発電プラントでの発電と再生可能エネルギー利用、電力網による送電、石油・ガスの採掘・処理・輸送に関する広範な種類の製品・サービス・ソリューションの世界的大手サプライヤーです。エナジーセクターは、2012年度(至9月30日)に売上高275億ユーロ、新規受注総額約269億ユーロ、利益22億ユーロを達成しました。2012年9月30日時点で、エナジーセクターは約8万6000人の人員を擁しています。詳細情報はwww.siemens.com/energyでご入手いただけます。

ベクテルについて

ベクテルは、世界で最も尊敬される工学、プロジェクト管理、建設企業の1つです。大規模で複雑な遠隔地の仕事でも適切に遂行する能力で他社を凌いでいます。ベクテルは、公共インフラ、発電・通信・送電、鉱業・金属、石油・ガス・化学製品、政府サービスを専門とする5つの世界的事業ユニットを通じて事業を行っています。1898年の創業以来、ベクテルは全7大陸140カ国で2万2000件を超すプロジェクトに取り組んできました。今日では、従業員5万3000人がお客さま、パートナー、納入業者の皆さまと協力して約50カ国で多様なプロジェクトに取り組んでいます。www.bechtel.com

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